多様性を受け入れる、価値観の受容性を持つことが大切! 「ネットの“みんな”は今どこに?~参加とポピュリズムのジレンマ~」#ジレンマ

 - 

 -  >

 -  ソーシャルデザイン ,

今月のNHK 新世代が解く!ニッポンのジレンマを見ました。

自分の以前からけっこう好きな人が出ていたり、このテーマ自体非常に面白そうだったのですが、予想通り面白かったです!

スクリーンショット 2014 10 29 23 55 51

 

登壇者はこちらの方々です。

先崎彰容さん:東日本国際大学准教授
「ネットの“みんな”は今どこに?~参加とポピュリズムのジレンマ~」番組収録後インタビュー:先崎彰容 | 語った | ジレンマ+

高木新平さん:コンテクストデザイナー
「ネットの“みんな”は今どこに?~参加とポピュリズムのジレンマ~」番組収録後インタビュー:高木新平 | 語った | ジレンマ+

Tehuさん:クリエイター
「ネットの“みんな”は今どこに?~参加とポピュリズムのジレンマ~」番組収録後インタビュー:Tehu | 語った | ジレンマ+

♔はるかぜちゃん♔:女優
「ネットの“みんな”は今どこに?~参加とポピュリズムのジレンマ~」番組収録後インタビュー:春名風花 | 語った | ジレンマ+

村上裕さん:株式会社梵天代表
「ネットの“みんな”は今どこに?~参加とポピュリズムのジレンマ~」番組収録後インタビュー:村上裕一 | 語った | ジレンマ+

 

 

価値観の変容の受容性

村上さん:Twitterは本当に使い方が難しく、見る度に心を進藤させれます。Twitterは人のリツイートによって、想定しなかった情報に出会うことはいいことですが、想定しなかった情報が自分にとってクリティカルな情報が多いのが大変なこともあります。
Twitterをやらないと社会と切断をされている気がします。

高木さん:Twitterは電話帳みたいに使っていて、エゴサーチとかはあまりしません。緩やかに繋がり、勝手に興味がある人、ない人で自動的に人間関係が更新していくので、便利に使っています。

 

村上さん:今は、好きなことを共有することではなく、まとまることが目的になっていると思います。仕組みが先鋭化によって、手段と目的が逆転することによって、齟齬が起きているのではないでしょうか。

高木さん:「IT社会ではアナロジー(類推・思考)が、テクノロジーによって奪われていく」(松岡正剛)と言っていて、もともとネットを使っている人とか若い人は感覚的に危険なこととかを分かっているけど、マス化していくことによってその危険区域がわからないでいる人が多いと思います。

古市さん:春名さんはバッシングをしてくる人が多くいますが、直ることあるんですか?

はるかぜちゃん:ちゃんとやめてくれる人はいます。特に高校生とかはちゃんと説明をするとやめてくれるし、事務所に謝罪の手紙をくれる人もいますけど、年が上の人ほどやめてくれない、誤解に気づいてくれない人が多いです。

高木さん:世代論を言ったらバッシングを受けそうですが、若い人は基本的に優しいと思います。お年寄りの人がネットを使い始めたら、自分の価値感で主張をすることが増えて、もっと殺伐としてくると思います。

 

先崎さん:先ほど古市さんが社会に声を発するためにTwitterが役に立っているのではないかといっていましたが、僕はこれに対して半分賛成で、半分反対です。
僕の経験でもあるのですが、社会に対して何かを発言しようと思ったら、僕は知らないことがたくさんあるんじゃないかとためらいがあります。
100年単位で考えなければならない社会に絶対に正しいことを言っているという自信はなく、そうすると勉強するという行動が起きてきます。勉強をしないといけないという羞恥心が起きてきます。そこに対するためらいは生まれないのかなという疑問が起きてきます。

高木さん:そのことはその通りだと思いますが、みんなが感覚的に発言することはいいと思っていて、「power to the peopleは止まらない」というか、そこを考えようといっても流れていくんじゃないかなって思います。

 

tehuさん:インターネットに対する全能感が非常に大きいと思います。

古市さん:何でTVや新聞ではなく、ネットで身元が知らない人が発言していることを信じているんですかね?

tehuさん:井の中の蛙が大海を知らないという言葉がありますが、大海を知った時に、その後大海を超えて宇宙を知ろうという人が少ないです。世界が急激に広がった時にそこで満足していることが大きいと思います。

 

高木さん:僕は「駆け込み寺」というコンセプトのシェアハウスを行っていいて、「駆け込み寺」といっているからお寺の人たちの集会に呼ばれて、どうやって人を集めているのかということを聞かれたのですが、僕らはネットで勝手に集まってくるという話をしました。
すごく私的な空間だけど、ネットによってそういう人が集めることができるような空間になっています。

古市さん:お寺は信頼できるものですが、高木さんたちはけっこう怪しいものでもあると思うのですが、どうしているのですか?

高木さん:それは過去の情報とかつながりを見ながら、経験的をもとににネット上のものみながらを判断をしているのだと思います。

 

 

まず、この中で最初に印象的だった部分が、はるかぜちゃんに対するバッシングの部分です。

高木さんは若者が優しいと言っていましたが、自分は若者は価値観の変容性・受容性が高いのかなって思います。(そういう意味の優しいかもしれません)

自分を価値観・考えを正しいと思っていないからこそ、若い人の場合はバッシングに正しく対応をするとわかってくれることもありますが、年齢が上の人ほど自分の価値感・考えに自信を持っていて、その変容性や受容性が少ない人が多いです。

ここがイケダハヤトはなぜ嫌われるのか? エレファントブックス新書
に出てくるような、おっさんの人たちがものすごく被ります。

参照:批判している人の考えが全く理解できない! 「イケダハヤトはなぜ嫌われるのか?」

 

もう一つかなり印象的だったことが先崎さんが話していた「社会に対して何かを発言しようと思ったら、僕は知らないことがたくさんあるんじゃないかとためらいがあります。」ということです。

自分はこうやってブログで色々オピニオン系の記事を書いたりもしているのですが、先崎さんでもそうなのですかから当然ながら自分にもためらいがかなりあります。(知らないなりの発信にも価値はあると思っていますが)

ただ、そのことに自覚的であることがかなり重要です。無知の知というか、自分が知らないことがまだまだあるということに対して自覚的であることは非常に重要です。

そういう意味で、先ほど価値観の受容性・変容性について、簡単に書きましたが、自分が知らないことはたくさんあることに自覚的であること、そして他人の価値観等を受け入れる受容性を持つことが大切だと思います。

 

また、高木さんのリバ低に関する話がありましたが、この話は佐々木俊尚さん自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~の内容と近いなと思いました。

フェイスブックのようなSNSは行ったレストランや旅行の自慢をする場所なんかじゃなくて、「人間関係を気軽に維持していくための道具」であると同時に、「自分という人間の信頼を保証してくれる道具」でもあるんです。

自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~より)

 

自分もよくわかんない批判をたまに受けるですが、その時にその人の過去の発言を見たり、繋がっている人はどういう人なのかということを見ます。

そこで、その人の発言とか行動にどれだけ価値があるのかということを見ているのですが、それを情報とか人間とか色々な側面に当てはめてできるかということが、高木さんの言っている若い人が感覚的に危険がわかるとかそういうことなのかなって思います。

また、よくわかんない批判をしてくるのも大抵おっさんです。

 

ここまでをまとめると、ネット社会においてやっぱり多様性を受け入れること、つまり自分の無知に自覚的であり、人の価値観を受け入れる受容性を持つことが大事だと思います。

そして、それができない人は見ず知らずの内にどんどん信頼をなくしていくのかなと思います。

 

 

ネットは世界中の人とコミュニケーションを取れるという点ではものすごく広い射程があるのですが、逆に隣の人には届かないこともあるアンバランスなメディアです。このアンバランスさによって、ネットの持つ力を正確にとらえるのが難しくなっていく部分があります。

(中略)

重要なのは、そういう危険性も含めて、インターネットという仕組みが必需的になるという流れが、加速することはあっても止まることはなさそうだということです。これを法律で規制する方向にいくのか、正しい方向をユーザー同士で決めていく方向にいくのか、テクノロジーがコントロールする方向にいくのか。注意して観察していく必要があると思っています。

「ネットの“みんな”は今どこに?~参加とポピュリズムのジレンマ~」番組収録後インタビュー:村上裕一 | 語った | ジレンマ+より)

 

最後に事後インタビューのこのアンバランスなメディアであるということが、非常に印象的だったのですが、だからこそ、ネットのオンラインの場だけではなく、リアルのオフラインの場が必要なのかなって思います。

 

 

関連記事・書籍はこちら。

多くの人と繋がり、善い人でいること! 「自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門」
ネットは繋がりを強くしていくツール! そこで世界は広がらないし、セレンティビティーは生まれない。
欲望を手に入れるために旅に出る! 「弱いつながり 検索ワードを探す旅」
とりあえず危険そうだから引き離すのではなく、付き合い方を教えることが必要!
もっと多様な働き方・生き方があっていいんじゃないか! 「日本のジレンマ 今そこにある無業社会」 #ジレンマ

 

 

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

はてなブックマークに追加

 更新をチェックする! follow us in feedly

カスタム検索

Popular Post

Copyright© 新卒フリーランサーのブログ!2014 All Rights Reserved.