ネットは繋がりを強くしていくツール! そこで世界は広がらないし、セレンティビティーは生まれない。

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東浩紀さん弱いつながり 検索ワードを探す旅の出版に合わせた津田大介さんとのラジオ番組のラジ起こしが面白いです。

 

これから重要なのは、「何を検索したいか」ということ:東浩紀『弱いつながり 検索ワードを探す旅』 | ラジおこし
旅行で大切なのは、「普段とは違うこと」を考えること:東浩紀『弱いつながり 検索ワードを探す旅』 | ラジおこし
ネットで世界は広がらない、深まっていくだけ。:東浩紀『弱いつながり 検索ワードを探す旅』 | ラジおこし

まずざっくり内容を紹介していきます。

 

 

・知識や教養っていうのは「情報」であって、いまの時代は情報そのものは検索をすればいくらでも手に入るんですよね。この本でも言ってるんですけど、これから重要になるのはむしろ「何を検索したいか?」っていうことで…

・検索は、検索窓にどういう言葉を打ち込むかによって世界は全然別の姿を現してくれる。そのときに実は、人間はいろんなことを検索しているようで実はいつも同じことを検索してるんですよね。そこで、全く新しい言葉を思いつくということがすごく大変なんです。

・新しい言葉をどんどん思いつく、ある意味で好奇心をいっぱいもっていろいろな世界に触れてどんどんあたらしい情報を取りたいと思うというのがこれから大事になる教養のベースになってくると思うんですね。

・今の時代は情報そのものはかなりネットにあると。そこをどういう風に探索していくかということが大事で、その部分というのは自分で一生懸命探索しようと思ってもそもそも自分が思いつく範囲が限界なわけだから、それを超えなきゃいけない。じゃあ、どうやって超えるかというと、結局「場所を変えればいいよね」っていうのが今回のぼくの本ですよね

・この本のなかで言えば「強いつながり」をどんどん強くしていく、っていうのにはネットはいいんだけど、実は本当に無関係な人からパーンって飛んでくる情報とか、全然いままで自分が検索したことないような情報にパッと触れるっていう経験って実はどんどんネットから排除されてるんですよ。そこの部分を意図的に取り戻さないと、いろいろ検索してるようで、いつも同じことばっかり検索していくようになっちゃうんじゃないかなって。そういう問題意識ですね。

・許してくれない。多少、逆説的に聞こえるようだけど、普通多くの人ってネットていうのは「弱い関係」で、リアルの方が強いと思ってるんですね。でもぼくは逆だと思っていて、ネットこそどんどん環境を強くしてくんですね。昔の同級生とずーっとやりとりしたり、恋人とずっとやりとりするにはネットはいいわけですよ。

・村人のモデルも旅人のモデルも結構窮屈で、村人と旅人と自由に切り替えるような生き方がいいんじゃないか?っていうのがここで言ってることなんです。

・「観光旅なんてしたって意味ない」、とか「ツアー旅行するならそんなのGoogleで情報集めたって分かるわけだし、行く必要ないよ」って思ってる人が多いようだけど、それは違っててたとえ表面を撫でるだけでも行くべきなんだと。

・とにかく違う環境に身をおくってことを人は軽視しすぎだと思うんですよね。どこでも情報が手に入るという話しになっちゃってる。まあ、そんな感じですかね。

・シンガポールとかドバイとかでそういうことをやっていて思ったのは、地球全体がみんな同じ生活様式になってきてるんですよね。

・初めて地球という惑星がひとつの同じスタイルを持ちはじめてるんだなという変化を観光客として行くとすごく実感できるんですよね。

・強いつながりっていうのは自分が積み上げていくものだし、自分を形作っていくものだからそれはやっぱり大切にすべきだと思いますよ。

・そこをどんどん深めていくと友人関係や家族関係に最適化した自分になってしまうというか、そこで終わっちゃうんですよね。

・そうじゃないふうにズレていくには弱いつながりをいっぱい作っておくことって大事で、それは相補的なんですよ、両方ないとダメなんですよね。そのときに最初と繰り返しになるけど、ネットっていうのが自分の知見を広げてくれるって思ってるわけですよ。ネットは情報は広げてくれるけど、偶然性はくれないんですよね。

・ネットでいっぱい調べてるだけですごく世界が広がった気がしちゃうだけ。あれは世界が広がってるんじゃなくて、深まってるだけなんですよ。

 

東浩紀さん弱いつながり 検索ワードを探す旅はかなり気になっていたのですが、買うかどうか迷っていて、こうやって出版に合わせたラジオ番組を読むことができると言うのは、ラジおこし|ラジオ番組の書き起こしメディアのいいところですね。

これを読んで購入することに決めました!

 

読んでいて印象的だったのが、『この本のなかで言えば「強いつながり」をどんどん強くしていく、っていうのにはネットはいいんだけど、実は本当に無関係な人からパーンって飛んでくる情報とか、全然いままで自分が検索したことないような情報にパッと触れるっていう経験って実はどんどんネットから排除されてるんですよ。そこの部分を意図的に取り戻さないと、いろいろ検索してるようで、いつも同じことばっかり検索していくようになっちゃうんじゃないかなって。そういう問題意識ですね。』と言う部分です。

ネットって本当に、深めることにはもの凄く適しているツールです。そしてネットの使い方に詳しくなればなるほど、余計な情報って排除できるようになっていきます。

またネットの情報は基本的にリタゲーティングされているので、どんどんその人に関係のない情報を提供することは少なくなってしまっています。

 

しかし、それではセレンティビティーを生まないと言うことなのかなと思いました。

「セレンディピティ」という言葉をご存じでしょうか。日本語では「ひらめき」「偶然の幸運」と訳されることが多い言葉です。ラッキーに近い意味ですが、少しニュアンスが異なります。

・そう、ラッキーな人とは、「どこに行っても何かは見つかる」「探しているものは見つからなくても他のものがある」と思える人なのです。セレンディピティはこのように、「探していたわけではないけれど何だか面白いものがあるぞ、ラッキー」ということです。だから、探しているものしか見ていない人、しかも、同じ場所しか探さない人は、残念ながらあまりラッキーになれないということになります。自分の視野に集中してしまったり、あまり本気になりすぎてしまうと、セレンディピティがなくなってしまうからです。

・セレンディピティの特徴が「探していないものをみつけられること」なら、自分の心の持ち方や視野の広さ次第で、自分でそのチャンスを作り出せるということですね。

「ひらめき」を生む技術 (角川EPUB選書)より)

 

そして、佐々木俊尚さんの新著自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~の書評記事を今書いている途中なのですが、パッと見書いていることは大きく違いますが、けっこう近い内容もあるような気がしました。

弱いつながり 検索ワードを探す旅も読み終えたら、両方合わせて記事を書いてみようかなと思います。

 

それぞれの書評記事はこちら。

多くの人と繋がり、善い人でいること! 「自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門」 | 新卒でプロブロガーを目指すブログ!
欲望を手に入れるために旅に出る! 「弱いつながり 検索ワードを探す旅」 | 新卒でプロブロガーを目指すブログ!

 

 

関連記事・書籍はこちら。

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