アルゴリズムに囲まれ、気に入った情報しか集められない。 アルゴリズムを超えた情報を集めるには?

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ネットから見える世界というのは、基本的にアルゴリズムによって決められています。そのアルゴリズムによって、表示される内容というのは基本的に、その人が見たいものです。

アルゴリズムに囲まれた中での情報収集として必要なことで、少し思ったことがあるので、それを書いていきます。

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・ぼくたちは、検索を駆使することで無限の情報から無限の物語を引き出すことができる時代に生きています。だからこそ、ひとりひとりが、物語と現実の関係について自覚的でなければなりません。情報だけの世界に生きていると、乱立する物語のなかで現実を見失ってしまいます。新しいモノに出会い、新しい検索ワードを手に入れることで、言葉の環境をたえず更新しなければいけないのです。

弱いつながり 検索ワードを探す旅より)

 

自分がブロガーということがもちろんありますが、自分はこういう答えがあるだろうとわかっていて検索をしていることがよくあります。

ブログを書くためのデータを探したり、それを自分の考えを補強するためのものを探したりしています。

 

つまり、結論ありきで基本的に検索をしていて、そのための検索ワードを考えていて、自分が望む物語を紡ぐために、検索を行っています。

 

 

また、少し別の観点ですが、アメリカのバイラルメディアのUPWORTHYの創設者イーライ・パリザーのTEDの翻訳書き起こし記事が面白かったです。

・私は政治的には革新派ですが、進んで保守派とも交流しています。保守派の考えを聞き、保守派のサイトを見ることで何か学びたいと思っています。ある日、私のFacebookの配信から、保守派の情報が消えてしまって驚きました。何が起こったのかと言うと、私がクリックしたリンクをFacebookがチェックしていて、保守派よりリベラル派の友達のリンクをクリックすることが多いと気付いたため、何の相談もなく保守派の情報を削除していたのです。私のFacebookのニュースフィードから保守派はいなくなってしまいました。

・インターネットは「私たちが見たいもの」を予測して表示していますが、私たちが本当に見る必要がある情報が表示されるわけではないという状況に急速に変わってきています。

・アルゴリズムでカスタマイズされたフィルターの問題点は、利用者が最初にクリックした内容をメインにして参考にするため、情報のバランスが崩れてしまうことです。バランスのとれた情報摂取の代わりにジャンクな情報ばかりに囲まれてしまうこともあり得ます。

・メディアが作りだした神話にはこんな一節があるのではないでしょうか。「放送・出版業界は門番でした。編集者によって、情報の流れがコントロールされていました。でもインターネットが現れ、門番を追い払ったのです。私たちは繋がり合えるようになりました」。しかし、実際にはこの神話はウソです。私たちが目にしているのは、どちらかと言うと編集者という門番からアルゴリズムの門番にバトンが渡されている状況です。そして、問題はアルゴリズムは編集者が持つような倫理観念がないということにあります。

・プログラミングをする上で、倫理的な責任を組み込んでくれる、新しい門番が必要なのです。

【全文】「閉ざされたインターネット」Upworthy・CEOが語る、情報のフィルタリングの危険性 | U-NOTE【ユーノート】より)

 

Facebookで表示される投稿は完全にFacebookのアルゴリズムによって決められています。Twitterのタイムラインは今のところアルゴリズムはないのですが、これからアルゴリズムで選択していこうという動きもあるとかないとかという感じです。

Googleの検索結果も人によって違うと言うことは言われていますし、このプレゼン内では場所によっても違うということが言われています。

また、アドセンスなどの広告もネットでは、ターゲティングされているので、自分の興味があるもの興味を示したものが常に表示されています。

 

 

弱いつながり 検索ワードを探す旅で言われている、「ぼくたちはもうネットから離れられない。だとすれば、その統制から逸脱する方法はただひとつ。グーグルが予測できない言葉で検索することです。ではそのためにはどうすればよいか。本書の答えはシンプルです。場所を変える。それだけです。」と言っていることの意味がこれを見て少しわかった気がします。

自分は、欲望を手に入れるために旅に出る! 「弱いつながり 検索ワードを探す旅」 | 新卒でプロブロガーを目指すブログ!でネット環境を自力で整備することで、自分を変えることができる、環境を変えることができるという旨のことを書きましたが、アルゴリズムで表示される内容は全て過去の自分に規定されます。

 

また、イーライ・パリザーが、政治的には革新派だけど、保守派の情報を入れるようにしていたが、その情報がFacebookから消えてしまったという話をしています。

意識的に、自分とは違う視点の情報を手に入れようとしても、そこもアルゴリズムで規定されてしまっているということです。

 

だからこそ、その規定されている自分では、思い浮かばないような検索ワードを作っていくこと、思い浮かばないような欲求を作り出していくことが必要だということを、東さんは書いているのかなって思いました。

そして、そのためには、身体的な変化が必要で、旅行をすることが必要だということなのかなって思います。

 

 

関連記事はこちら。

欲望を手に入れるために旅に出る! 「弱いつながり 検索ワードを探す旅」 | 新卒でプロブロガーを目指すブログ!
ネットは繋がりを強くしていくツール! そこで世界は広がらないし、セレンティビティーは生まれない。 | 新卒でプロブロガーを目指すブログ!
【全文】「閉ざされたインターネット」Upworthy・CEOが語る、情報のフィルタリングの危険性

 

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