日本とアメリカの寄付文化の違いについて

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日本とアメリカの寄付市場の大きさはとても違います。

日本の寄付市場は約1兆円という規模ですが
アメリカの寄付市場は円高の時でさえ約23兆円今のレートだと30兆円を超えています。

GDPベースで見ても日本はGDP比の0.2%しか寄付市場はないのですが
アメリカは2%の寄付市場を誇っています。

ちなみに日本は先進国の中でも寄付市場がとても小さく
逆にアメリカはとても大きいです。だいたい平均的にはGDP比で0.8~1%くらい。

このように寄付市場の大きさの要因には様々なことが言われています。

・そもそもキリスト教と寄付に対する考え方が違う
・寄付税制(寄付控除)の制度が違う
・貧富の差が大きいアメリカで寄付市場が大きいのは当然だ
などなど様々なことが言われています。

キリスト教に関しては本当によく言われますが本当にそうなのでしょうか?
仏教にだって立派なチャリティー精神はあります。
それこそ昔の奈良の大仏などは寄付によって作られたと言われています。

寄付税制に関しては、日本の認定NPO法人の制度が変わってきたので徐々に改善されていくでしょう
ただ多くの人は寄付控除を目当てに寄付をしているわけではありません。

貧富の差が大きいのはビルゲイツやアンドリュー・カーネギー等は大富豪ですが
財団を作ったりなど篤志家としても有名です。
このように富を成し遂げた人が財団を作ったりと慈善活動にも精を出すアメリカ人は非常に多くいます。
ただしこれだけでアメリカの寄付文化が作られているわけではありません
アメリカでは貧困層にいる人でも多くが寄付やボランティアを行っています。

ここが日本との大きな違いでしょう。
アメリカでは貧困層も寄付を行っていますが、日本の貧困層はほとんど寄付をしません。
富裕層もアメリカとは割合が全く違います。
アメリカでは富裕層の9割以上が寄付をしますが、日本ではせいぜいその半分位です。

このように違う本当の要因は何なのでしょうか?
自分なりに考えてみたところアメリカが個人主義なのに対し、日本は集団(世間)主義であることが大きな要因ではないかと思います。

この個人主義・世間主義というのはよく聞くことだと思います。
これを少し噛み砕くと
個人主義=人は社会の中に生きている個人である。
世間主義=人は世間の中に生きている、また個人という概javascript:void(0);念がない。

ということです。
寄付は社会に対して投資をする行為です。
そのため社会に生きているアメリカ人は寄付をするということに何の抵抗もありませんが、
個人・社会という概念がしっかりとでいていない日本人には、社会に対し投資をするといことができません。

その為寄付市場はとても小さいのです。
そして日本の寄付は共同募金のような地域単位の寄付、お祭り等での寄付などが非常に多いのです。
またこの傾向は世間という考えが強く残っている地方に強いです。

そして震災において寄付が多い日本の特徴も震災の時のみ日本は地位という小さい単位の世間ではなく
日本というくくりでの世間になります、だから震災関連の寄付はとても多いのです。
そしてそれを象徴するのがキズナとかの言葉です。

大分わかりにくいものになってしまいましたが、これが日本の寄付文化・市場の
アメリカとの違いの大きな要因だと考えます。

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