若年非正規雇用・無業者を放置すると20兆円の税金が必要に! 若者を放置することは損はあっても得はない。

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ビッグイシュー基金が制作している若者政策提案書に驚きの内容がありました。

なんと非正規雇用者・無業者が将来的ん省察保護を受ける必要がでて、実際に受けるようになるとなんと20兆円もの税金が必要になってしまうようです。

 

総合開発研究機構(NIRA)の試算によれば、現在の若年非正規雇用者と無業者が高齢期に生活保護を受給すると、累計20兆円が追加的に必要だという。日本は、2030年には3人に1人が65歳以上という超高齢社会になる。若者たちはその社会の担い手となる世代である。

深刻な財政難と少子高齢化のなかで、社会保障制度の立て直しは喫緊の課題であるが、人生前半期の社会保障を強化することは、若者の自立のリスクを軽減し、結果として社会の担い手を確保する確実な方法だろう。

若者政策提案書より)

 

計算方法は全く違いますが、こんな試算もあります。

 

生涯のコストギャップは一人1億5000万円

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貧困 格差、低所得者対策 ・格差、低所得者対策 に関する資料より)

・若年無業者の問題の放置は、社会保障費の無秩序な増大を引き起こしかねないのだから、日本国民である以上、あらゆる世代の人々にとって、この問題を「当事者の自己責任」として切断してしまうことは、事実上不可能なのである。

・若年無業者の問題の根本的な解決策は、①現段階で困窮している人を緊急避難的に救済すること、②すでに若年無業者になってしまっている人に、早く就労できるように促していくこと、③また無業状態になってしまったとしても、再び労働市場に参入できるような機会と仕組みを、社会のなかに埋め込んでいくことにつきる。

無業社会 働くことができない若者たちの未来 (朝日新書)より)

 

あくまで試算ですが若者支援を投資として行うか行わないかによって大きなコストギャップがあります。

この現状を放置していてももちろん解決するわけではありませんし、自己責任でさっさと働けといってもこの問題が解決するはずもありません。

 

ビッグイシューの提案書では、若者支援に必要なこととしてこれらを挙げています。

(1)学び学校教育の改革とオルタナティブな学びの場づくり
(2)つなぐ若者の社会参加を支える仕組みづくり
(3)生活支援若者が生きていく生活基盤づくり
(4)出口働く場・多様な働き方を増やす

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詳しくは、ぜひ若者政策提案書もしくは、若者政策 : BIG ISSUE ONLINEをチェックしていただきたいのですが、非常に多岐にわたる支援が必要だということです。

そのためには、若者の現状を個人の自己責任に押し付けていくのではなく、制度として齟齬が起きている部分がある、改善していくべきところがあるという認識に立つ必要があります。

 

非正規雇用の若者や無業者を放置することは、短期的にメリットが出ることではないかもしれませんが、長期的に確実にリターンがある投資になるでしょう。

 

関連記事・書籍はこちら。

無業になるのは自己責任じゃない。 『無業社会 働くことができない若者たちの未来』
働くこととソーシャルキャピタルの密接な関係 育て上げネット工藤啓のTED動画「invisible friends」
若者政策 : BIG ISSUE ONLINE

 

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