評価資本を獲得するためにCSRを行う。 「価値観の提示、具体的要求、成果の報告」が重要!

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岡田斗司夫さん評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っているに関連して、これが今起きているパラダイムシフト! 「評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている」新しい〜マーケティングの基本の全ては評価資本の獲得である。と書いていますが、CSR・CSVのような動きも評価資本を獲得するためのものであり、評価経済社会で考えるとその根本的な流れが分かりやすいです。

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評価経済社会とは何か?

未来企業を左右する「評価資本」

・これからの企業にとって、生き残るために最も大切なことは「影響力」です。  現在でも、企業ごとに「影響力」には大きな差があります。また、人々の心に潜在するイメージも会社によって違います。  私はこれを、従来の貨幣経済の資本に対して“評価資本”と名付けてみました。

評価経済社会での消費行動

・これからの消費行動は、どんどんサポーター的要素が強くなっていくでしょう。つまり「モノを買う」「お金を払う」という行為が、自分の欲しいものを手に入れるためや、自分の望むサービスを受けるためではなく、自分が賛同する企業やグループ・個人を応援するためになされることが多くなる、ということです。

・それぞれの人の気持ちの中でも、より自覚的・意図的に「○○を応援するため」「○○を育てるため」と考えて、お金の使い方を決めるようになります。そういうサポーター的お金の使い方がカッコいいと考えられるようになり、逆に、自分のもの欲しさにお金を使ったり、どこをサポートしていいか分からなかったりすることはカッコ悪いことになります。

望まれる企業像

・これからの企業は、「なぜ」これをしなければならないのか、という価値観・世界観を明確に示す必要があります。同時にその価値観・世界観に賛同するに人は、こういうふうに力を貸してくれ、と具体的に提示する必要もあります。そして、力を貸してもらえたら今度は貸してくれた力によって何ができたのか、きちんと報告しなければなりません。

・価値観の提示、具体的要求、成果の報告。
この三つがそろって初めて、評価資本は増大します。消費者がサポーターになる、とはこのようなことなのです。

評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っているより)

 

CSRで行う活動は「価値観の提示」し、その企業の価値観にあっているものでなくてはいけません。そこから具体的な行動を起こすための要求があります。

そして、その活動からの成果の報告が当然必要なことです。

 

実際の例としては、ヤマト運輸の震災時の寄付や社員の自発的な行動が分かりやすいです。

ほぼ日刊イトイ新聞 – クロネコヤマトの DNAの記事がわかりやすいですが、ヤマトのDNAが社員に染み付いているから震災後の自発的な行動が起きるし、ヤマトらしさがあるからこそ、142億円、純利益の4割という多額の寄付をしても株主からの反発がなく行うことができます。

 

このようなことができている企業に、人は自発的・意図的に応援したいとか、育てたいって気持ちが芽生えてきます。

また、これができている企業が責任ある競争力がある企業といえます。

・CSRへの対応を経営戦略に組み込み、社会的・環境的な課題にイノベーティブに対応することによって、市場での優位性を得て、競争力に繋げていく。

・責任ある競争力とは、「社会的・経済的・環境的な影響力を考慮にいれ、ビジネスとしての戦略を立て、実施することであり、そのことによって生産性を高め成果を上げ、グローバルな市場に置ける優位性を得ること」と捉えている。

責任ある競争力―CSRを問い直すより)

 

逆に一貫性のないCSR活動を行っていたり、その企業の価値観が見えないようなCSR活動を行っている企業は応援したくなくなります。

企業がこれからどういう社会を作っていきたいのかという価値観ができている企業、そしてそのための行動ができている企業が評価資本を獲得できる企業です。

 

 

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