精神障害者は本当に危険? これからは多様性を受け入れることが必要だ!

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数日前に「まともに働く」って? - ある精神障害者差別の論理(みわよしこ) – 個人 – Yahoo!ニュースという非常にショッキングな記事を見ました。

こんな発言をする人が未だにいるんだという驚きを隠すことができませんでした。

 

この記事の概要として、ある小児科クリニックの経営者が近くに統合失調症が10人ほど入居するアパートができることへの反対活動を行っていることへの反論の記事です。

 

ソースになっている小児科クリニック経営者が書いた記事は、数日前に探した時はそのままあったのですが、先ほど見ようとしたら削除されているようでした。だいぶ炎上しているから削除したのでしょう。

この記事の作者のみわさんは、この小児科クリニックの業務の妨害をしないためにURLは掲載せず、引用のみにしているとありますが、そのまま引用されていれば、すぐに見つけることができますからね。Yahoo!個人の影響力はすごいですね。これに関連した記事がここ数日でたくさん出ていますし。

 

引用されているソース記事の部分をまず紹介します。

 

・アパートができ、精神障害者のNPOが10人の統合失調症(昔の分裂病)を入居させると言ってきたのです。 突然の事で回りはみな驚き、住宅街にそれは困ると反対運動をし、署名してそのNPOに出したり、大家さんに出したりしました。驚いた事に、法律はもう何の味方もしてくれないというのです。皆さんの隣にいきなり精神障害者が大勢来ても、どうしようも無いというのはおかしくないでしょうか?

・あそこは、小学校、中学校に通う子供達も通ります。お墓参りの方々も通り、夜遅くまで人が歩く私達の生活道路です。そこに突然10人の精神障害者が入居し、11時から午後8時まで一人NPOの人がいるそうですが、その他の時間は誰も見ていません。これでは安心できません。川崎市は安全、安心な街、を目指しているのではないでしょうか? 回りの住民の不安は、しらんぷりでしょうか?

・この、統合失調症の方々の症状は変動がある、と医師が明言しました。 通院して薬は貰っているそうですが、変動したらどうするのでしょうか? 誰が責任を持って対処するのでしょう?

・精神障害者を差別するとか、福祉を否定するのではありません。

・子供達や老人も安心して暮らせる町を作って、次の世代に渡したいのです。みんなの●区です。

・精神障害者も、モチロン幸せに暮らしてほしいのですが、まともに働いて税金を納めている人々の生活を阻害してはいけませんね。

 

この記事を読んでいてすごく思い浮かんだのが「ブラックジャックによろしく」です。

「ブラックジャックによろしく」の13巻では、精神障害者の病棟をフィールドに描かれています。その中の一部を引用します。

 

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ブラックジャックによろしく 13より)

 

 

このクリニック経営者が言っていることはここと全く同じことだと思います。

とりあえずよくわからないけど、精神障害者の人は危険そう、だから排除しよう。そういう考えなのだと思います。

 

精神障害者の人がそうでない一般の人の予想がつかない行動をすることは十分あることだと思います。ただしそれはそうでない一般の人でも大きく変わらないことなんだと思っています。

ブラックジャックによろしくにある「精神障害者が危険であるかどうかという問いかけ自体が意味のない事なのかもしれない」というのことがその通りで、精神障害者だから危険なのではなく、精神障害者が差別の対象で目立ちやすいからこのように言われているだけだと思います。

 

このクリニック経営者は「みんなの●区」と言っています。それをいうのであれば、みんなに精神障害者のような人たちも必ず含めて欲しいものです。

家入一真さんぼくらの未来のつくりかた (YOUR BOOKS 01)にこのようにあります。

 

・ぼくはやっぱり、「多様性」というキーワードがものすごく大事だと思う。日本にやってくる外国人も含めて、社会的マイノリティ、つまり、それこそ前回のオリンピックを頂点とした高度経済成長期に「標準化」された社会の枠組みの中で居場所を見出せなかった人たちも、豊かな気持ちでいられる街になっていれればいい。

・今すぐに世界を変える必要なんでない。一人ひとりが自分の目の前にある半径数メートルの空間を認めて受け入れ、それを心地いいものにしていければ、そのささいな積み重ねが、いつしか未来になっていく。

ぼくらの未来のつくりかた (YOUR BOOKS 01)より)

 

精神障害者という多様性を受け入れない、そして差別をしていくのではなく、これからの社会には多様性を受け入れる暖かさのようなもの、そして身の回りにいる人たちを受け入れて、認めていくことができる、そんな社会になっていく必要があります。

 

 

関連記事・書籍はこちら。

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