子どもの貧困とは、子どもの未来を奪うこと。 何とかしなければならない、子どもの貧困問題。

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子どもの貧困に恐らくあたるような高校生と話す機会がありました。

 

 

子どもの貧困とは何か?

・本来あるはずの権利や選択肢を奪われ、「普通」の子と同じ人生のスタートラインに立てない。そんな子どもが身近に増えている。厚生労働省が2011年に公表した最新の日本の子ども(17歳以下)の「相対的貧困率」は15・7%(09年)。6人に1人が貧困状態で暮らしていることになり、1985年以降最悪だ。

・子どもにとってその社会で「普通」と考えられている生活が送れないことを「相対的貧困」という。

・日本はこれまで「国民総中流」の意識が浸透し、貧困問題に目が向けられない状況が長く続いて、子どもの貧困は政策課題に浮上してこなかった。国民に根強く残る「親ががんばれば何とかなる」という自己責任論は、子どもに転嫁できない。

・子ども期の経済的困窮は、衣食住の不足のみならず、健康、発達、学力などにも影響し、自己肯定感低下にもつながる。孤立が深まる中で支援が届かなければ、社会で生きる上での「不利」が積み重なり雪だるまのように大きくなってしまう。

・貧困は「声」も奪う。30代の4人に1人が非正規雇用となり、もはや若ければ安定した仕事に就ける社会ではない。それでも「自分が悪いから」と支援を求めず、困窮は深まる。貧困の発見は遅れ、抜け出せなくなる。こうして次世代に貧困が連鎖していく。

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子どもの夢育む社会を 選択肢奪う相対的貧困 | 希望って何ですか 貧困の中の子ども 関連記事 | 下野新聞「SOON」より)

 

 

子どもの貧困とは、このように貧困線以下で生活している子どもたち、相対的貧困にあたる状態で生活をしている子どもたちのことを言います。

相対的貧困に関する詳細はこちらをご覧下さい:6人に1人が貧困ラインを下回っている。 信じられない日本の貧困の現状とは? | Kobayashi Blog

 

この貧困状態にあることは、「本来あるはずの権利や選択肢を奪われ、「普通」の子と同じ人生のスタートラインに立てない。」とあります。

つまり一般的な家庭の子どもなら受けられるサービスを受けることが出来ないということです。例えば、塾・ピアノ・スポーツと言った習い事はもちろんですし、学校の修学旅行に行けないということさえあるようです。

 

 

貧困線以下で生活をすることは未来を奪われること

そして、今の生活で他の子どもが選ぶことができる様々な選択肢がないということは、未来の選択肢も減ってしまうということです。

例えば、そもそも大学に行くという選択肢がなかったり、大学・専門学校に行きたいけど金銭的に難しい、大学・専門学校に行ったはいいけど多額の奨学金借りなければならなかったり、バイトで生活費・授業料を自分で稼がなければならないという現状があります。

 

実際に自分が話した高校生も、専門学校に行きたいけど金銭的に大変だから、とりあえずまずは就職するというように話していました。

生まれる家庭を子どもは選ぶことができません。しかし生まれた家庭の経済状況によってその子の現在そして未来の生活の選択肢が変わってしまうのです。

 

 

子どもの貧困は再生産されてしまう

子どもの貧困にあたるような学生と他にも話す機会はあったのですが、彼らに共通していることが一つあります。

それは、いわゆる低偏差値の高校、もしくは定時制の高校に通っている子が多いということです。

 

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サラリーマンの生涯年収・生涯賃金特集-年収ラボより)

 

そして、これが最終学歴がどこかによって、生涯賃金が大きく変わってしまうことを示しているデータです。

このように、今の生活が苦しいために十分に学業に励むことができず、そして進学することも難しい。

 

そして一般家庭の子どもと比べて、学力・金銭的にも進学をすることが難しい。

またその子が大人になっても、貧困状態を抜け出すことが難しくなってきます。

 

この問題の解決に行政が動き始め、ようやく日本にも子どもの貧困対策推進法が成立しました、しかしこの問題は行政だけが解決する問題ではありません。

問題意識を持った人それぞれが動くことで、このような問題は解決されていきます。

 

そのためにあなたができることは寄付やボランティアなどたくさんあります。

このような活動に興味がある方はこちらの記事もご覧下さい。いくつかのこのようなテーマに関連する団体を紹介しています。

6人に1人が貧困ラインを下回っている。 信じられない日本の貧困の現状とは? | Kobayashi Blog

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