批判している人の考えが全く理解できない! 「イケダハヤトはなぜ嫌われるのか?」

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イケダハヤトはなぜ嫌われるのか? (エレファントブックス新書) を読みました。

自分的には、たま言い過ぎじゃないかという時もあるのですが、基本的にイケダハヤトさんはとてもいいことを言っていますし、自分的にはほとんどの内容に共感しているので、何で常時炎上してるんだろうと疑問なところもあったので、読んでみました。

 

 

イケダハヤトの仕事と働き方

大前提「どうすればブログで食べていけるか」

ぼくがプロブロガーとして常に考えているのは「どのようにしてブログを収益化し、この先も安定的に食べていけるか」です。 おそらく、ぼくが嫌われる理由の一部には、この前提が理解されていないことにあります。メーカーが売上アップを図るために新商品を出すように、ぼくも自分の表現と収益化を図るために、ブログを発信しているのです。

ブログに対してのスタンス

・ブログやツイッター、フェイスブックなどのSNSを通じて、「イケダハヤトは無責任だ」 とよく言われます。 ですが、ぼくにとってまず大切なのは、自分の「無責任性」としっかり向き合うこと。

・発信者というのは、大前提として、「無責任」なものです。「責任感を持って発信する」ことは重要ですが、実際に責任を取れるかどうかはまったく別問題です。自分の言葉がもたらす影響の責任のすべてを引き受けるなんてことは、土台無理な話なのです。

ぼくのルールは「個人批判をしない」

・ぼくは、社会に対しては、常に批判的であるべきだと考えています。何か社会についておかしいと思うことがあるのなら、それはしっかりと発信すべきです。そして、指摘する問題の解決に向かって、自分のリソースを割いて行動すべきです。

・個人攻撃はわかりやすいので、同意も得られやすい。そして、たしかに解決策のようにも見えます。でも実は誰かのクビを落とすだけでは、個人を排除するだけでは、根本的な問題は残り続けるため、また同じような問題が出てきてしまうのです。 ブロガーとして「個人批判」をしたくなったときは、その人が立っている「土壌」に目を向けましょう。そして自身が土壌の改良に関われそうなら、行動してみましょう。行動を取るのが現実的ではないのなら、スルーしましょう。あなたには関係がないことです。。

・ぼくらは「果実」しか見ずに、人を評価し、攻撃します。また、果実である自分が育った「土壌」に目を向けることもしません。土壌なんて存在せず、自分の力だけで「オレは果実として実った」と勘違いしている人も多いのです。 そうしたなかでブロガーの存在意義は、人々の目を「土壌」に向けることにあると、ぼくは個人的に考えています。大衆になびいてしまうマスメディアは、どうしても「果実」に視点が行きます。そこで話題になるのは、誰が何をした、誰がこうなった、そういう「果実」レベルの話ばかりです。 ブロガーという新しいメディアは、もっと丁寧に、実直に、「土壌」に目を向けることができると思うのです。だからこそ、ぼくは個人攻撃をせずに、土壌について言及するように心がけています。

イケダハヤトの影響力

・影響力とは何か? これについては様々な切り口で語ることができますが、あえてひとつに絞るとすれば、それは「『あなたのお世話になりました』と感じている人の数」だと考えています。

・「たくさんの人の助けになれば、それだけ自分の影響力も高まっていく」という世界観がぼくは好きなのです。自分のために、他人を助ける。他人のために、自分を助ける。

・「利己と利他は本質的に合致しうる」というのは、現在の大量生産・大量消費的な資本主義の次の経済思想になると考えています。

 

イケダハヤトを嫌う人

ぼくを嫌う3つのグループ

・ひとつは「ネトウヨ」です。 ぼくは政治的には「弱者」にフォーカスした態度を取っており、加えて国籍とか愛国心とかはどうでもいいと思っています。どうもそれがネトウヨといわれる人たちには気に入らないようで、しばしば「在日」「ブサヨ(ブサイク左翼の略)」という罵倒が飛んできます。ぼくは一応日本人ですが、仮に在日であったとしたら一体何なんでしょう? 人種や国籍という本人が勝手に選ぶことのできない、ある意味で曖昧な基準にもとづいて他者を評価するという考え方は、まったくなじめません。

・もうひとつは「おっさん」。 世代的に言うと「アラフォー」の男性に、なぜかよく絡まれます。著名人だと、就活評論家の常見陽平氏、ブロガーのやまもといちろう氏などは妙にしつこく絡んできてくださいます。その他、有象無象のおっさんたちが、ツイッター上で絡み付いてきます。そんな「おっさん」たちには共通点があって、彼らはぼくに対して「説教」しようと試みようとします。

・イケダハヤトを嫌う最後のクラスタ(集団)は「広告・マーケ業界の人」です。これは「おっさん」とかなりかぶっているので、正確に言うと「広告・マーケ業界のおっさん」と表現したほうがいいかもしれません。

・「イケダハヤトを嫌う人々」がイケダハヤトの何を嫌っているかという点を考えてみると、「年齢や国籍、性別といった要素を度外視するフラットな態度」「お金の価値を重視しない態度」なんてあたりが、ポイントになってくると思われます。 裏を返せば、そうした態度が一部の人たちにとって「イケダハヤトを支持する理由」にもなっている気がします。

 

イケダハヤトの炎上記録

炎上例①「10年に1度の台風」のなか、社員に出社させる会社は「ブラック企業」だ : まだ東京で消耗してるの?

・この記事は賛否両論をかなり巻き起こしました。「台風だろうが何だろうが出社しなくてはいけない仕事もある」「必死に働いている人たちをバカにしている」「今日も変わらずイケダが生活できているのも、命がけで出社している人たちがいるからだ」などなどの批判をいただき、炎上状態となりました。

炎上例②「入社三年目までは下積み期間」という「一面的な」価値観 : まだ東京で消耗してるの?

・我ながら正しいことを言っていると感じてしまいますが、この記事も強烈な批判に遭いました。とくにおっさん世代からは「何を言っているんだ、下積みにも価値はある」「3年の下積みを経験せずにさっさと会社を辞めたイケダハヤトが偉そうに何を言っているんだ」「そうやって若者をあおって、未熟なまま会社を辞める人間が出てきたらどうするんだ! イケダハヤトはハーメルンの笛吹きだ」といった批判を大量にいただきました。

炎上例③狂った日本の奨学金制度:大学卒業のために「720万円の借金(利子付き)」を背負うのは自己責任? : まだ東京で消耗してるの?

・この記事は大変、大きな反響があり、「いくらの借金ができるかなどを加味して奨学金は受けるものではないのでしょうか? それをせずに借りたのなら借りた側の責任だと思います」「月12万円なら、大学生ならバイトで稼げる額だ」「高卒でも就職して普通に働けている。18歳で必ずしも進学する必要性はないのでは?」 などなどの批判がぼくのもとに届きました。ブログにも書きましたが、「いくらの借金ができるかなどを加味して奨学金は受けるものではないのでしょうか?それをせずに借りたのなら借りた側の責任だと思います」という意見については、現実的とは言えません。

・子どもは自分が生まれる環境を選べません。ぼくは自分の娘に、「我が家は貧乏だから、大学に進学したければ、まずは社会に出てから稼ぐ力を身につけて、それから学びなさい」とは言いたくないですし、そういうことが当然のようにまかり通る社会は嫌です。 そもそも奨学金問題については、「若者が勉学に励むことによって、社会は豊かになる」という前提が見過ごされている気がしてなりません。奨学金というのは、本質的に「社会的な投資」なのです。

炎上例④「無断転載」の何が悪いの? : まだ東京で消耗してるの?

 

イケダハヤトが嫌われる10の理由

01 イケダハヤトは偉そうだ。上から目線だ

・ぼくは偉ぶっているつもりはまったくないのに、受け手がなぜか「偉ぶっている」と感じてしまう。そうしたとき、原因はイケダハヤトではなく、むしろ受け手の精神に問題があるとぼくは考えます。きっとぼくの文章を「偉そうだ」と感じる方は、「若いヤツは謙虚であるべきだ」「断定的に物事を語るべきではない」といった価値観を抱いているのでしょう。そういう人からすると、たしかにぼくの文章は謙虚さに欠ける

02 イケダハヤトは無責任である。影響力があるのだから、責任ある発言をすべきだ。

・もちろん発信する際に、社会に悪影響を与えないように¥最大限再虜することは大前提です。が、それは影響力の大小に限らず、誰しもが行うべきことでしょう。でなければ「影響力が小さいなら、デマでも誹謗中傷でも、何を書いても良い」という話になってしまいます。 逆説的ですが、影響力がそれなりに高いことを自認しているからこそ、ぼくは自分の無責任性を強調するのです。「イケダハヤトは責任を取りません」という宣言は、自己防衛のためだと捉えられそうですが、むしろ、恩着せがましいようですが、読者の人生を守るためです。人生の決断に伴う失敗を「イケダハヤトのせい」にしたところで、その人はどこまでいっても救われないですから。

03 イケダハヤトのブログはすべて売名行為である。

04 PVを稼ぐために炎上を狙っている。

・「炎上マーケティング」という言葉の定義が不明なので受け答えが難しいのですが、おそらく「話題が起こることを狙って、意図的に刺激的な発言をしている」という程度のニュアンスだと思います。 だとすれば、これは明確に間違った批判です。ぼくは別段、「意図的に」「狙って」、炎上を起こしているわけではありません。ぼくは自分を偽って記事を書くことができないので、炎上することがあるとしたら、それは「本音を吐露した結果として炎上している」だけです。心にもないことを書くのって、かなり難しいことなんですよ。 ただ、ぼくは一応マーケターでもあるので、「まぁ、こういう発言をしたら燃えるんだろうなぁ……」と事前にある程度の予想はできます。そういう場合でも、それが本音であるのなら、ぼくは隠すどころか、むしろフルパワーで主張を公開します。人と違う意見が素直な気持ちで出てくるということは、本質的に価値あることだからです。

05 イケダハヤトの意見は矛盾している

「人間は根本的に矛盾している」という主張にはいくつかの意味がありまして、ひとつは「自分が考えていることが変わることは、往々にしてある」という話。

06 イケダハヤトは社会のシステムをバカにしている

・この、「イケダハヤトは○○をバカにしている」という批判は、二重の意味で興味深いです。 ひとつには、「何かをバカにすることは悪いことだ」という規範意識にとらわれている点。ぼくは何かを軽蔑するということは、ごく自然な人間の感情だと考えています。

・もう一点、人間というものは基本的に「バカ」なものです。「生きているだけで誰かをバカにしてしまう」という意味においては、確実にバカでしょう。ほっとけばいいのに、なぜか相手を見下して、自分のプライドを守ってしまう。それは完全におバカです。本当に、ほっとけばいいのに。 ぼくは積極的に憎んだり蔑んだりはしませんが、たしかにほとんどすべての人間をバカだと思っています。

07 イケダハヤトは中二病だ

・「考えが浅い」というのは不思議な批判だなぁ、と思います。そもそも考えの深さ/浅さというものは一体何をもって測られるのでしょうか。 一般的にはそれを「経験」に求めるのでしょうけれど、ぼくはその要素については強く疑っています。むしろ、経験を積み重ねることによって、意見が浅くなることが往々にしてあります。経験を持つ人の意見がもしも本当に深ければ、大企業が経営不振になることはないでしょう。 「色々な情報を知っていること」を考えの深さ/浅さに当てはめようとする人もいるかもしれません。が、ぼくはこれにも懐疑的です。経験と同様に、情報を持っていればいるほど、根本的なところで判断を誤る可能性も一方で高まります。 誰かの意見が「深い/浅い」というのは、非常に相対的で、時間の流れによっても評価が変わるものです。ぼくが発するひとつの言葉を「深い」と思う人もいれば、「浅い」と思う人もいます。言葉はまったく同じでも、受け手の感じ方は違うわけです。

08 イケダハヤトのブログは社会への復讐なのか?

・時々、こうした批判(意見?)もいただきます。社会への復讐である、というのはむしろすばらしいことだと思います。褒め言葉ですよね、これ。 もちろんそればかりに囚われていても仕方ないのですが、表現というものは、大なり小なり「復讐」の要素を自然と持つものですし、暑苦しいぼくは「持つべき」だとすら思います。やはり、怨念のこもった作品というのは味があります。

09 イケダハヤトは嫌われてもいいと開き直っている。その態度がムカツク!

10 イケダハヤトは所詮、承認欲求を満たしたくてブログを書いてるだけじゃないか!

・ぼくは「承認欲求を満たすために」ブログを書いています。そしておわかりのように、別段そのことを悪いことだと思っていません。というか、仕事を通して、表現を通して一定の承認欲求を満たすというのは、ごく自然な人間の性質だと考えています。承認を得にくい日本社会においては、むしろ「承認欲求を満たすために」ブログを書くことを推奨したいくらいです。 ぼくに関して強いて言えば「承認欲求を満たす」というのは「主目的ではない」という点は指摘できますかね……。ぼく自身の承認欲求については、妻が概ね満たしてくれています。ブログではあくまで補足的に栄養を貰っている感じです。ぼくにとってブログの目的は、それよりもむしろ「生活費を稼ぐため」「新しい表現を開拓するため」「影響力を高め、世の中に新しい価値を生み出すため」なんてところが大きいです。

 

 

まあ読んでみて、批判している人の気持ちが一部だけ分かるものがありました。

ほとんどの批判が理解しがたいものでした。

 

イケダハヤトさんがこんなに炎上している社会にこそ、問題がある気がします。

奨学金・下積み・台風・無断転載どれもその通りとしか思えません。

 

そして、批判の中の売名とか、むかつくとか、承認欲求という批判は正直わけがわかりません。

プロブロガーなんだからブログで売名するのは当然だし、書くことで承認欲求を満たすことの何が悪いんでしょうか?

 

とにかく一番の感想はこんな当たり前のことを書いて、イケダハヤトさんが炎上している社会が問題だなって思いました。

 

 

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