「将来の夢ってなに?」に見る日本の問題

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「将来の夢ってなに?」

これってよくキャリア教育の現場や将来の進路などを考える際に聞くものだと思います。

 

 

自分が今まで色々な学生と話した実感値として、この「将来の夢」のランキングを付けてみるとこんな感じです。(このデータには自分の友達から様々な活動を通して知り合った高校生・大学生全てを含んでいます。)

 

1位:よくわかんない
2位:教師or公務員
3位:〜士などの資格が必要な職業

 

 

これは自分の中の実感値なので、こちらの実際のランキングも掲載してみます。

まずは高校生の人気職業ランキングです。

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夢のある暮らし-職業の夢ランキング【高校生】より、リンク先には20位まで載っています。)

 

 

続いて大学生の人気企業ランキングです。

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2014年大学生就職企業人気ランキング。文系は6年連続であの企業がトップに | マイナビニュースより)

 

 

まあ最近よく言われている通り、よく安定していると言われるような職業がほとんどですね。

そして大学生のものは、ほとんどが大企業かつBtoC企業ですね。(まあ大企業ばかりになりやすいデータの取り方をしていますが)

安定を求めること自体は悪いことではないですし、このデータ自体はこんな感じなのかなと思います。

 

 

自分が思う問題点というのは、この安定を求めていることではありません。またよくわからない人が多いことでもありません。(そのこと自体も問題だとは思いますが。)

自分の問題意識は「将来の夢って職業名でいいのか?」ということです。

 

自分はそれってちょっと違うんじゃないかなと思います。

将来の夢って職業名から選んでいくものではなく、「自分がどんな価値観を大切にしたいか」「自分が何を実現していきたいか」「自分が今後どのような人になっていきたいか」こういったその人の価値観によって決められていくべきものです。

その人の価値観の先にその人のやる職業があるのです。

 

 

何を言いたいのかよく分からない人もいると思うので、実例を使って説明してみます。

将来の夢が教師という人がいたとします。その人は教師になりたいとおもったきっかけは自分がいじめられた経験があったけど、先生の言葉に助けられたことがあったから教師になりたいと思いました。

(教員志望の人が周りに結構いますが、実際にこういう人はたくさんいます。)

 

この人がやりたいことって、教師とは限らないですよね?

この人がやりたいと思っていることは、「生徒を助けること」だと思います。

そしてその場合教師以外にも色々な選択肢が考えられます。

カウンセラー、塾などの学校外での教育活動、ネットを活用して悩みを聞く仕組みを作る等々他にも色々な選択肢があると思います。

 

 

本来将来の夢のようなものは、その人の価値観から職業へ広げていくもののはずです。

上記の例だと「生徒を助けること」からカウンセラーなどの色々な方向性に広げていき、その中から選ぶことが必要です。

 

しかし多くの場合は職業名が決まっていればいいという風潮になっていると思います。しかしそれでは単純な経路で今知っている職業しか選ぶことが出来ません。

 

もちろんその人の価値観から広げていくことはとても大変なことです。

まずその生徒・人の価値観を知らなければなりませんし、その価値観にあった職業の選択肢を提供しなければなりません。

またその価値観に合うものが、既存の職業の中に存在しないかもしれません。

 

けど、そうすることが本当のキャリア教育の姿なのではないでしょうか?

 

 

もちろんその人の価値観にあった職業の選択肢を与えていくことはとても大変なので、教師だけが行うことだけではありませんし、教師は基本的に教師以外の職業を知らないので、キャリア教育に最も向いていない職業であるとも言われています。

だからこそ、色々な機関・企業・団体が教育という現場に入り込み、学校に社会を持ち込んでいくことが必要です!

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