働くこととソーシャルキャピタルの密接な関係 育て上げネット工藤啓のTED動画「invisible friends」

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最近TEDに出演した若者支援のフロントランナー認定NPO法人育て上げネット代表理事工藤啓さんの動画です。

invisible friendsというタイトルで社会との接点と働くことについてのプレゼンテーションです。

 

Invisible friend

 

まず、かなりざっくりですが話を要約して紹介します。

・地域が成人男性が働かずに地域をにいることを今日できない

・父親が社会に「居場所がない人」に対し家を開放している

・社会に居場所がない人=見えない、見ようとしない人たち

・社会に居場所がなくなると、ソーシャルキャピタルがダウンし、人との情報交換がなくなり、文化資本が落ちる、経済資本が落ちる

・日本では働いていることと関係資本が密接に関係しているので、仕事がなくなるとすべての資本がなくなる

・関係資本がなくなると、頼る人がいなくなってしまう

・そこで頼れるのは公助・共助だが、公助の中心である行政に若者がついている部署はほとんどない

・共助の一つのNPOの活動分野には若者支援という分野がない

・結果として仕事を失い関係資本を断絶させられた若者は何にも頼れず、若者の自己責任に転化される

・無業者(働くことを諦めている人)は20人に1人いるはずだが、一般的に見えない存在になっている

・日本人は繋がりを大切にしているが、繋がりがない人には排他的である

・本当に困窮している人は関係資本が断絶されているので、助けを求めることができない

・だからこそ「おせっかい」が重要である

・おせっかいの二つの意味(大きな助け)(大きなお世話)→大きなお世話を経験するとおせっかいをしにくくなる

・無理なく頼る頼られる範囲は手の届く範囲→その範囲で人を助け、助けを求めることができる

・携帯のアドレスなど繋がりの中の人たちで「おせっかい」をすることが大切

・思い切る→思いを切る=考えることをやめること

思いを切って行動する。

・一人一人の行動でで社会は作られていくので、一人一人が繋がり行動していくことで社会は良くなっていく

 

工藤啓さんのセルフブランディングによるものなのでしょうけど、工藤さんは日本トップクラスのNPOを経営していながら何故か普通の人の雰囲気がとても出ていますね。

プレゼンの仕方もとても自然で、TEDのプレゼンテーションを聞いているというよりも工藤さんのお話を聞いているという感じでゆったりと聞くことができます。

 

日本では「職業=肩書き、社会的地位」などに現れているように、仕事とその人の価値であったりつながりのある人であったり、人のあらゆるものを反映して見られてしまいます。

その為仕事という社会的地位を失ってしまうと、関係資本がなくなってしまうので誰にも頼ることができなくなってしまいます。

そういう状況だからこそ、おせっかいを恐れずに助け合い、関係資本が断絶してしまわないように包摂していく社会を作っていくことが大切なのだと改めて思いました。

 

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