ボランティアが本気で対話を行う カタリバの組織文化が素晴らしい!

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先日認定NPO法人 NPOカタリバが行っている高校生へのカタリバの授業に行ってきました。

カタリバは高校の授業枠をもらって高校生と主に大学生との対話の場を創出する授業を行っているのですが、大学生それぞれが本気で高校生のことを考えて、どう対話をするべきかを一人一人本気で考えていてカタリバの組織文化がとても凄かったです。
カタリバは座談会(大学生一人と高校生7人程度で対話を行う)と先輩の話(大学生がこれまでの様々な経験を話す)の二つを軸に行っていて、大学生が少し年上のナナメの関係で、高校生に心に火を灯す(将来の行動を動機付ける)ことを目的として授業を行っています。

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生徒たちとのコミュニケーションにおいて、大事になるのが「ナナメの関係」です。利害関係のある先生でも親でもない(タテ)、同じ視点になりがちの友達でもない(ヨコ)、一歩先をゆく“先輩” (ナナメ)だからこそ、安心して本音を引き出し、さらに広い世界を見せることができるのです。
「ナナメの関係」による場づくり | 認定NPO法人カタリバより)

 

組織の目的が全体に浸透していて、本気度が高い

そして行動の動機付けを行うことで、自律・共生・イノベーションのの三つの「生き抜く力」を身につけてもらうために活動を行っています。

1.自律
どんな環境にいても、「未来は自分自身で創り出せる」という期待感を持ち続けられる。自ら目標を定めて目の前の「やるべきこと」から、逃げずに向き合う。

2.共生
周りを思いやり、「地域」や「社会」などコミュニティのため共に助け合う。他者による環境の改善を期待するのではなく、当事者として参加する。

3.イノベーション
時代がどのように変化しても、自ら考え、課題を設定する。その解決に向けて、リーダーシップをとりながら変革を進めていく。このように、自らの「持ち場」で、新しい価値を産み出していける。

どんな困難が待ち受けていこうとも、この社会を子どもたちが生き抜いていける力。そして、思い描いた未来を創っていける力を、どのような家庭で、地域で育った子ども・若者にも届けることを、カタリバは目指します。
不確実な未来を「生き抜く力」 | 認定NPO法人カタリバより)

こういったことを目的に活動しているわけですが、カタリバで素晴らしいところが
これらの目的がボランティアの学生たちにしっかり浸透しているということです。

 

どうやれば高校生の心に火を灯すことができるのかを一人一人がしっかり考えてカタリバにのぞみ
終わったあとの反省会でももっとこうすれば高校生に火を灯すことができたのではないかと深く考えながら活動を行っています。

 

そしてこの授業もPM(プロジェクトマネージャー)を中心にかなり計算されながら、授業が作られていて
この学校にはどのような生徒がいて、生徒はどのようなことに悩んでいるか等をしっかり考えてそれぞれの高校に合わせて授業を行っています。

 

けど関わり方の自由度は高い

こんなことを言うと、凄い人しかカタリバには関われないのではないかと思う方もいると思いますが
そんなことはなく、関わり方は自由でボランティアの関わっている人はとても自由度が高い関わり方をすることができます。
ただそれでもみんな一回一回本気で授業に取組、高校生に火を灯すように一生懸命考えながら取り組んでいます。

 

自由度が高い関わり方を許しながらも、それぞれのボランティアが本気で関わって高校生と対話をしているというのは本当に凄いことです。

 

ボランティアがあまり熱心に関わってくれなかったり活動している人の中で熱量の差があるNPOというのはよくあり
どうすればもっと関わってくれるかは運営する側としては本当に悩みどころです。

自由度の高い関わり方を許しながら、それでもボランティアが本気で考えて行動してくれるというのは理想的な状態ですね。
どうやってこの組織文化が形成されていったかよく見てみたいなと思います。

カタリバに関して詳しく知りたい方はこちらの書籍・ブログもご覧下さい。

カタリバができるまでのストーリー 「カタリバという授業」

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