ソーシャルビジネスの成果測定 「ソーシャルイノベーションの加速に向けたSROI とSIB 活用のススメ」

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野村総合研究所のSROIに関する論文のまとめ記事です

ソーシャルイノベーションの加速に向けたSROI とSIB 活用のススメ

 

SROIは育て上げネットとマイクロソフトが協働で行っているの若者UPプロジェクトの事業評価でも行われています。

社会的投資収益率6倍! SROIを活用した若者UP評価を公開しました

 

SROIに関して

・ソーシャルビジネスを成功させるためには、「事業性」と「社会性」を両立させることが重要である。
・ソーシャルビジネスによってもたらされる価値の範囲を明確に特定しにくく、定性的な評価にとどまるといった特性がある。
・ソーシャルビジネスは投資家等の第三者への事業効果が説明が難しい現状がある。
・米国や英国等のソーシャルビジネスの先進諸国で活用されているのが「SROI(Social Return on Investment:社会投資収益率)」
・SROIは、事業によってもたらされた社会的価値をステークホルダーごとに明確にし、貨幣価値に換算することで事業がもたらす価値を定量的に表現する。

 

 

SROIの計算式
・SROI(社会的投資収益率)=貨幣価値化された社会的価値÷投入された費用

 

 

SROIの分析プロセス

①当該事業の受益者を特定するえの
ステークホルダーを明確化する
②インパクトマップを作成する

各ステークホルダーへのインプット、アウトプット、アウトカムの関係性を示すインパクトマップを作成する

③アウトカムを定量化し、貨幣価値化する
インパクトマップで明らかになったアウトカムを定量的に捉え、貨幣価値化する
④インパクト(価値)を特定する
算出されたアウトカムに対して、事業が行われなくても生じた割合や、事業以外によって生じた割合価値を考慮することで、事業によるインパクトを算出する。

⑤SROIを算出する
計算式に合わせて、SROIを算出する。

⑥SROIを活用する
ステークホルダーと結果を共有し、事業の価値を改めて共有する。

 

 

インパクトマップの例

 

 

SROIを活用した投資を支える仕組み(SIB〈Social Impact Bond〉:社会インパクト債権)
・社会的なインパクトを伴う事業のための資金調達方法の一つ
・社会的成果に応じて対価を支払う仕組み
・公共セクターでも活用されており、特に予防的施策に用いられている。
・SIBでは早期予防活用へ資金提供した民間投資家に対して、その活動によって社会状況が改善し拠出する必要がなくなった政府予算お還元を行っている。
以下がSIBの仕組みです

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SROIを活用する際に一番重要なのは第三者が入りSROIの質を担保することです。

若者アッププロジェクトの場合はビズデザイン株式会社が第三者として協力をしています。

 

他にも以下のような団体が導入の支援をしています。

パブリックリソースセンター ”民間非営利のシンクタンク”

Social Impact Research

 

SROIは恐らく今有効な一番なソーシャルビジネスにおける成果測定の手法です。しかし「貨幣価値換算された社会的価値」を基準として成果を測定していくためまだまだ測定しきれない価値がたくさんあります。

 

ソーシャルビジネスにおいて成果測定の難しさは必ずついて回るものなので、こういった評価手法がどんどん確立されていくといいですね。

 

 

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