悪徳業者の実態を描く! 「小説でわかる(かもしれない)SEO」

 - 

 -  >

 -  マーケティング, 書評

小説でわかる(かもしれない)SEO: SEO小説というジャンルはこの本で確立されたという悪徳会社をテーマにした、小説を読みました。

わかるかもしれないと書いている通り、SEO対応のことをちゃんとわかる内容ではありませんが、さらっと読めてストーリーも意外と面白いですし、悪徳SEO会社について調べる方法などは詳しく書かれていて、SEOをこれから業者に頼むかもしれないけど、ちゃんとわからないという人が読むとよさそうです!

 

悪徳SEO業者の実態

悪徳SEO業者はこうしてつぶれた

「ペナルティになるのが分かっていてリンクを張り、そのリンクをはがすのにお金を要求するってどれだけあなたは腐っているんですか?」
「私たちのせいでペナルティになったという証拠でもありますか?」
「ペナルティ回復サービスを申し込むとリンクが数日間でほとんど残らず消えますよね。あんなことは自社の管理下のリンクでなければ不可能です。」
別のエイトタウン社の被害を受けた別の会社に協力してもらい、ペナルティ回復サービス前と後のリンクをすべて印刷して残しておいたのだ。
「それはですね、我々は様々な人的ネットワークを持ってましてね、様々なSEO業者に協力してもらって消しているのですよ。だから、それらの会社に払う謝礼とかもあるので金がかかるサービスなんです。こんなに素早く処理できるのは我々だけで、感謝されこそすれ謝罪する理由なんてありませんね。」
とんでもない言い逃れをするものである。
「これらの会社の方に集まっていただいたのですが、この1年間の間に上位表示されたとおっしゃっている方は一人もいらっしゃいません。なのにSEOの営業をしているのは、最初からペナルティ回復を受注しようという企みなのではないですか?」
「ひどい言いがかりですね。私達だって上位表示されるように精一杯やったんです。」
「上位表示されたことなんてありましたか?私はあなたの会社がSEOを請け負っていたと考えられる650サイトを全て詳細に見てみました。アンカーテキストに含まれる重要キーワードでは全く上位表示していませんね。」
「そんなのは言いがかりだ。ここに来ていないが順位が上がっているクライアントだってちゃんとある。」

小説でわかる(かもしれない)SEO: SEO小説というジャンルはこの本で確立されたより)

 

これだけ読んでもぱっとわからない人も多いと思いますので、なるべく簡単に説明をしてみます。

まず、Googleの検索エンジンが出た時にすごかったのは、Googleは検索結果表示における、サイトのコンテンツの質をそのコンテンツが別のサイトで引用されているかどうかによって評価をしたことです。

これまで、サイトの中のキーワードと検索キーワードのマッチを軸に検索結果の判断をしていたものを、引用を判断基準にしたのです。

これは、学術的な論文の評価は、その論文の引用数から評価されていることからできた仕組みです。

 

けど、ただ引用数から評価されるだけだったら、とりあえず色々なサイトを作ってリンクを張るだけで、SEO対策ができてしまいますよね。

それが、ブラックハットと呼ばれるSEO対策の手法です。反対にホワイトハットSEOというのもあります。

 

Googleと悪徳SEO業者のイタチごっこ

けど、そうやって検索する人にとって無価値なページでも上位表示されていたらGoogleの検索は不便なものであり、誰も使いたくないですよね。

そのため、Googleは無価値なコンテンツからばかりリンクされているサイトをブラックハットSEOを行っていると判断し、ペナルティを行い検索のランキングを落としています。

良質なサイトからのリンクを評価し、無価値なサイトばかりからリンクを受けているサイトにはペナルティを与えているということです。

 

SEO業者のほとんどが行っているのは、被リンクでのブラックハットでやっているので、SEOを頼むことで逆にサイトの評価は下がってしまいます。そして、ペナルティを解除するために、サイトのリンクを外す時にさらにお金をとって元に戻すということを悪徳業者は行っているようです。

ちゃんとSEOをわからない人をかもにしている、まさに詐欺みたいなことをやっているのです。

少し前まではこのブラックハットが通用したのですが、Googleの検索エンジンはどんどん進化しているので、ブラックハットはどんどん通用しなくなっています。

 

このペナルティを受けているサイトは大手でもあります。最近だとリブセンスがペナルティを受けているようです。

・リブセンスのSEOの最も大きな特徴は、大量の被リンクを獲得し、多数のキーワードで検索上位を実現するというものでした。ここがまず影響を受けます。2013年までのSEOはいかにして被リンクを獲得するかに重点が置かれていた、と言っても過言ではありませんでした。ところが、別記事でペンギンアップデートの説明をした通り、被リンクにも評価が下がるリンクあることが明確になりました。

リブセンスが受けた検索ペナルティとは?安全なSEO対策はある?より)

 

このリンク先では、被リンクについてだけではなく、パンダアップデートなどGoogleのアップデートの詳細が書かれているので、もっと詳しく知りたい方はこちらも読んでみてください。

 

SEO業者に頼むのはほぼ無駄

・SEOには、On-Page SEO(内部SEO)とOff-Page SEO(外部SEO)の2つがある

・On-Page SEOとOff-Page SEOの効果のウェイトはそれぞれ25%と75%

・On-Page SEOはすぐに改善しやすい。Off-Page SEOは長期的な視点が必要

インバウンドマーケティングより)

 

ここであるように、SEOに多く占めるのは外部SEOです。お金で管理できるような外部SEOのほとんどは悪質な被リンクです。

そして、人為的にできることは、内部SEOと、時間をかけて良質なコンテンツを作って自然に被リンクを集めるしかないのです。

 

それができるSEO会社なんて恐らくほとんどないらしいです。そのため、SEO会社は基本的に頼む意味がないという前提を持っておいたほうがいいように思います。

そもそもGoogleが嫌っていることは、顧客には意味のないことをして、検索結果をよくしようということですし。

 

関連記事はこちら。

人々に好かれるマーケティングを! 「インバウンドマーケティング 」
綺麗でスラスラ読める良書! 『商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる』
企業のメディア化は避けて通れない! 「メディア化する企業はなぜ強いのか? ~フリー、シェア、ソーシャルで利益をあげる新常識 」

 

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

はてなブックマークに追加

 更新をチェックする! follow us in feedly

カスタム検索

Popular Post

Copyright© 新卒フリーランサーのブログ!2015 All Rights Reserved.