ライフネット生命のマーケティングのスタンス! 「ネットが味方になるWebマーケティングの授業 出口治明編」

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ネットが味方になるWebマーケティングの授業という本を読みました。

この本は、プロブロガーのイケダハヤトさんとウェブニュース編集者の中川淳一郎さんとライフネット生命の出口治明さんが教える人で、教わる人がバイラルメディアCuRAZY | 笑うメディアを運営している伊藤新之助さんで対談形式になっている本です。

対談形式になっているので、少し内容が分かりにくくなっている部分もありますが、内容は全て教える側の人の発言の部分です。

そして、内容がけっこうそれぞれ違うので、教える人別で書評を書いていきます。

 

その3つ目のライフネット生命の出口治明さんの部分です。

前半の2人の書評はこちらをご覧下さい。

ビジョンを語らなければ独自性は出ない! 「ネットが味方になるWebマーケティングの授業 イケダハヤト編」
ネットでウケるまでの流れ! 「ネットが味方になるWebマーケティングの授業 中川淳一郎編」

 

 

突き抜けたプロモーションは経営トップの判断から

手弁当で講演を続けた創業期

・(前略)澤上篤人さんの話はとても単純で、立ち上げたばかりの会社なんて身内以外で誰が知っているか。知名度や信頼というものを本当に繕うものなら十年はかかる、というお話だったんですね。ですから、十年間は耐えるということを肝に銘じて、本を書き続け、ブログを書き続け、講演会をやり続ければいいということでした。

・(前略)我々はそのためにテレビやネットを使う必要がありましたが、これは何を売るかで大きく変わります。ビジネスモデルの問題ですね。

安さだけでは伝わらない

・ライフネット生命がこうして5年間も無事にやってこれたのは、古い業界を変えたいという思いがあったからですね。確かに安いということも重要ですが、安いだけでは人は動かないですね。

10人の力を10人分引き出してイノベーションを起こすのはダイバーシティ

・ダイバーシティというのは、簡単にいえば、一人の力ではできないことでも、違った能力・価値観をもった者同士が集まれば達成できる組織の状態のことです。

・ダイバーシティというのは、違った人間同士の脳を足していったときの知識、経験、アイディアの総量のことです。

「業界の常識」ではマーケティングできない

・マーケティングも同様で、業界の常識に毒されると、発想が出にくくなるんです。だから我々は社内プロジェクトの際、必ずそこに「素人」を最低一人は入れます。

マーケティングの実行フェーズは30代に任せる

・60代の感性で議論をしても無駄なわけです。それは僕にとっても時間の無駄だし、聞くほうにも無駄なわけです。ですから、マーケティングには、僕は一切口出しをしない。

・人間にはわからないことが山ほどあります。もっと謙虚にならなければならない。わからないことをいくら頑張ってわかろうとしても、無駄なわけです。

「わからないから決断できない」という勘違い

・「わからないから決断できない」という勘違いです。違いますよね。わからないことを決断するのが十ップの仕事なわけです。

・リーダーは信念をもって「よし右へ行くぞ」と言わなければいけない。弾が当たろうと外れようと、それがリーダーが下すべき決断なわけです。

正しい判断はインプットの総量による

・正しい決断をするためにも、リーダーは誰よりも学ばなければならない。正しい決断を生む直感はインプットの総量で決まります。

・トップは権限じゃないんです。単なる機能でしかない。(中略)わからないことを決めるのがトップという役割に課せられた機能であるということです。

リーダーの条件

・リーダーとしての役割を果たす上で必要な条件は三つあります。まずは強い思い。これをやりたいんだという強烈なビジョンです。

・仲間と一緒に長い旅に出るには、二つ目に、何をしたいか説明する能力が必要です。そして共感してもらうということです。

・三つ目。「嫌だな」って思っている仲間をちゃんと見て、しっかり適切なコミュニケーションをとることです。(中略)みんなが落馬しないように引っ張っていく統率力が必要ですね。

チームで補うリーダーシップ

・この三つの条件は「機能」なのだから、必ずしも会社の中で一人が担う必要はないのです。強い思いを持ったリーダーを核にしてみんなで助け合えばいいのです。

ネットが味方になるWebマーケティングの授業より)

 

 

「Webマーケティングの授業」というタイトルの本なのに、ほとんどの内容がここではほとんどが経営やリーダーシップの内容になっているのですが、非常に面白い章です。

このように小手先のテクニックのウェブマーケティングの話というよりも、そこでの重要なスタンスや考え方を中心とした内容です。

 

出だしの部分がマーケティングよりの内容ですが、本当に手弁当で講演を行っているようで、何度か出口さんが講師になっている講演を見たことがありますし、知人が講師をお願いしていたのを見たことがあります。

また、「全国どこへでも手弁当で講演に行く」ライフネット出口社長のマーケティング戦略は真似をしたい : まだ東京で消耗してるの?という記事を自分がtweetしたら、自分をフォローしてくれたので、そういう部分も大事だなって感じました。

 

出口さんのこのようなマーケティング戦略を一言で言い換えると、タッチポイントを増やすということになるのかなと思います。

全国どこにでも手弁当で講演に行くのもそうですし、このようにTwitterなどのソーシャルメディアでもタッチポイントを増やしています。

ドンドン便利になっていくウェブサービスの上にあぐらをかくのではなく、いかにタッチポイントを増やしながら、本当に自分が届けたいと思っている読者さんとダイレクトに繋がっていくのか。その営業力が今、問われるような気がしています。

タッチポイントを増やす。個人が活躍する時代に必要なこと。 | 隠居系男子より)

 

また、出口治明さんのこの東洋経済オンラインの動画も非常に面白いです。

 

 

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