地道な改善で成長させる 「グロース・ハッカー 会社もサービスも劇的に成長させるものの売り方、作り方」

 - 

 -  >

 -  ファンドレイジング, マーケティング, 書評 , , ,

昨日のNPOセミナー納め笠原孝弘さんのお奨めだったグロースハッカーを早速読んでみました!!

How to本ではなく、マインドセットのための本であり、この本で書いてあることを、実践することができれば本当に誰でもグロースハッカーになれると実感した一冊です。

 

また内容としてはリーンスタートアップに非常に共通した部分があります。

 

 

・「グロースハッカー」は次世代のマーケティング担当幹部である

・「グロースハッカー」という新しい職種はシリコンバレーの文化と融合している

・「十分な予算がない中で、スタートアップは企業を根幹から成長させるすべを習得したのだ

・古い前提にとらわれない彼らは、マーケティングを根幹から見直した

・最低限の投資でより多くを得ようというのが、実のところ、われわれマーケッターと企業家に共通する考え方だ。

・グロースハッカーにより成長したどの企業も従来タイプの専門スキルを持つ間マーケッターはおらず、企業にとってずっと必要不可欠だと考えていたマーケティングリソースなしで成立している。

・製品開発とマーケティングを完全に別のプロセスで行うことはもう古い。

・グロースハッカーの目標は製品自体を数百万人にリーチする自己永続マーケティングマシンにすることだ

・インターネットとソーシャルメディアを使えば追跡と分析を繰り返せるし、マーケティングを改善できる。

・ホットメールの戦略は、まず優れた製品を構築する。次に、招待生で提供することにより関心を盛りあげる。

・グロースハッカーの仕事は、無から何かを生み出し、それを短期間で拡大することで、会社を急成長させることが彼らの仕事だ。

・グロースハッカーは、伝統的なマ-ケティング戦略を放棄し、検証・追跡・測定可能なものだけを用いる。

・彼らの武器はCMや宣伝や資金ではなく、電子メール・PPC(ペイパークリック)・ブログ・プラットフォームAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)だ。

・グロースハッカーたちは製品の尾立ち上げにほとんど資金を使わない。数百万ドルのマーケティング予算など彼らにはないのだ。

・特定のユーザーに狙いを定め、切り込むための武器を使ったのである。

・「グロースハックとはツールというよりも、マインドセットだ。」

・グロースハックのマインドセットは、製品発表の数週間前に始まるのではなく、製品の開発・設計のフェーズから始まる。

・彼らは立ち上げたサービスを柔軟に変更できるものとして取り扱い、納得いくまでイテーションを行った。
※イテーションとは、ソフトウェア開発用語で、短い時間で反復しながら行う開発サイクルである。

・グロースハッカーは製品がPMFと呼ぶレベルにサービスが達するまで、長い時間をかけて調査とイテーションを行っている。
※PMF:プロダクト・マーケット・フィット(サービスと顧客のニーズが完全にシンクロする状態を指す)

・リーンスタートアップによるとPMFを獲得する最適の方法は、実用最小限でスタートし、ユーザーからのフィードバックを基に改善をしていくことである。

・マーケッターの仕事は、手にした製品をそのまま扱うのではなく、製品に取り組み、改良することなのだ。

・やみくもなアプローチはもうやめよう、マーケティングは変えられる。

・グロースハッカーはあらゆる人にリーチしたいという誘惑を退け、アーリーアダプターを魅了するように慎重に動く。

・いかに低コストで”ふさわしい相手”に訴求するか。これがグロースハッカーの思考法だ。

・「製品がイノベーティブなほど、潜在ユーザーにリーチするためには新しくて奇抜な方法を見つける必要がある。」

・大事なのは何人に認知されるかではなく、何人がサインアップするかである。

・マーケッターの仕事はもう「ブランド構築」ではない、忠誠度が高く、情熱的なユーザーの集団を形成するのが仕事だ。

・「認知よりも顧客フォーカスする必要がある。ある程度の規模になれば、認知/ブランド構築にも意味があるが、立ち上げ1~2年は完全に金の無駄だ

・ユーザーは引き込まれなければならない。いいアイディアだけでは不十分だ。

・口コミを引き起こすには、まず製品やサービス自体に共有せずにはいられない価値がなければならない。その上で、ツールやキャンペーンを追加することで口コミの拡散は促進するのだ。

・「目につきやすくすれば、模倣しやすくなり、人気が出る可能性が高まる。(中略)商品やアイディアそのものに宣伝させ、また買ったとや利用したあとでもわかる『行動の残骸』を生み出すように工夫する必要がある。」

・口コミを起こし、”ゴー・バイラル”にしたければ、口コミの種を製品の中に仕込む必要があるということだ。

・顧客がエバンジェリストになりたくなるようなインセンティブとプラットフォームを提供しなかればならない。

・クチコミは偶然には起きない、設計するものだ。

・製品やサービスを気に入ってくれた熱心な顧客自体がマーケティングツールになる

・PMFを達成したからといって、アイディアは完璧なわけではないし、改善の余地は大いにあるのだ。

・企業はサービスそのものを改善する必要があるのだ。ユーザーがそのサービスから離れなくなるまで(そして友達を誘うまで)サービスを改善しよう

・マーケティングとは顧客の獲得だ。そう考えれば、顧客を獲得するための行動すべてがマーケティングと言える。

・「利用者を獲得・維持し、サービスを大きく成長(グロース)させていく」という課題を解決することが、グロースハッカーの使命なのである。

・グロースハッカーの仕事はサービスを微妙に変更しその変化による利用者の行動変化を測定し効果があったかどうか、立てた仮説は正しかったかどうかを検証している。ただひたすらに、この繰り返しなのだ。

・大事なのは、小さな改善を繰り返していき、圧倒的な価値を生み出すサービスに育てていくことなのだ。

 

また以下のものが本書で紹介されているグロースハックに使えるツールです。

Google Website Optimizer/グーグル ウェブサイト オプティマイザー

顧客獲得リテンションWeb分析ツール KISSmetrics|株式会社インターアローズ

SurveyMonkey: 無料ネット調査・アンケートASP/無料フォーム作成ツール

Google ドキュメント – 初めての方へ

 

 

非常に面白い本ですが、結構薄いので一時間半で読み終えてしまいました。

以前から自分も大切だなと何となく感じていた事がこの本で色々と書かれていたので早速自分も実践していけるようにしなければ実感しました。

 

グロースハックを実践していく上で特に重要だと感じたことが以下の5つです。

・そもそも魅力的な製品かどうか、製品自体を問い直すこと
・リーチよりもコンバージョン
・リードユーザーをひきつける
・PMFに達した跡にも改善の余地はある
・短いサイクルでPDCAを回していくこと

そしてより実践していくには、ブログ、SNSによって製品をブラッシュアップしていくためのアイディアを顧客から集めていくことがとても大切ですね!!

 

そしてこの本を読んで一番感じたことは、スタートアップとNPOは経営状況的に非常に似ている部分があるので、スタートアップからNPOが学べることはたくさんあるということです。

 

実際にグロースハックをして成長しているNPOとしてこの二つがあると思います。

エイズ孤児支援NGO・PLAS [ プラス ]

プラスは本当に細かいレベルのABテストをたくさん実施してPDCAを回しています。

メルマガの件名、HTMLメルマガかテキストか、どういうセミナーのテーマがいいのかなど。たくさんの施策を行い何がどう寄付に繋がったかということをしっかり分析して次の施策に繋げています。

 

認定NPO法人かものはしプロジェクト

かものはしも本当に高いレベルでグロースハックをしていますね。

どういう情報発信が効率的か、どういうイベントを行うと会員獲得に繋がるかということを物凄く細かく分析を行なっています。

 

 

関連記事はこちら。

アイディアでビジネスを成長させる! 「グロースハック 予算0でビジネスを急成長させるエンジン」 | 新卒でプロブロガーを目指すブログ!
新たな職種「グロースハッカー」って知ってる?定義とその役割について : イケハヤ書店
『グロースハッカー』/世界を震撼させる魔法使いたち
ユーザーを100倍増やす科学的マインドセットGrowthHack、 入門書の決定版「グロースハッカー」登場 [書評] 【@maskin】 #apphackl | TechWave

 

本当に一時間程度で読み終えることができるので、迷っていたら即買うことをオススメします!!

 

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

はてなブックマークに追加

 更新をチェックする! follow us in feedly

カスタム検索

Popular Post

Copyright© 新卒フリーランサーのブログ!2013 All Rights Reserved.