多様な居場所が必要! 第9回SESSIONS「日本の子どもの自尊感情はなぜ低いんだろう」

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 -  イベントレポート

書くのがめちゃくちゃ遅くなってしまったのですが、第9回セッションズに参加してきました。

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第7回の「居場所」登壇し、そして第8回の「Newsの読み方、メディアの選び方」と3連続で参加してきました。

「Newsの読み方、メディアの選び方」は遅れての参加になってしまったので、レポートはないのですが、興味がある方は、「居場所」のレポートは下記をご覧下さい。
第7回セッションズ「居場所」に登壇してきました! | 新卒でプロブロガーを目指すブログ!

 

 

今回はタイトルにもあるように、日本の子どもの自尊感情はなぜ低いんだろう」をテーマにこの本を参考に行いました。

 

そして登壇者は以下の方々です。

勝沼悠さん:大学中退してフラフラしながら大卒資格を取って、その後大学院で健康心理学を学び、修了後から10年間、スクールカウンセラーや教育相談員を勤めてきました。中学校が主ですが、小学校や幼稚園、高校にも仕事してきました。

宮根一彦さん:2012年4月より、港区にある私立中高一貫校で非常勤講師をしております。受け持ちは中学3年生の公民と、高校1年生の現代社会です。僕自身、高校2年生の時に学校をドロップアウトし、定時制高校に入り直して、その学校で本当の勉強の楽しさを知った経験から、競争ではなく学ぶことの楽しさ、そして喜びを、教室という空間で分かち合うことを最大の目的として、ガンバっております。

百世安里さん:一般社団法人メンタルサポート・ジャパン代表理事。いじめとPTSDの専門家。
2009年、自身の演劇(インプロ)経験を活かし、心の傷に焦点をあてて設計した「トラウマ解凍ワーク」を開発。以降5年間、ほぼ毎月ワークを開催。アダルトチルドレン、依存、ダブルバインドなど、テーマ別勉強会メンタルカフェも。
娘とともにいじめ被害にあい、裁判勝訴。PTSD診断を受けて、心療内科・カウンセリングに5年間通う。いじめPTSDサバイバー。
もとは執筆業で、著書に『社会起業家スタートブック――自分と社会を活かす仕事』など。

 

今回は登壇者を交えながらグループディスカッション、ディスカッション内容の発表という流れで基本的に行っていたので、発表内容を中心にイベント内容をレポートしていきます。

 

 

今日のテーマ:日本の子どもはなぜ自尊感情が低いのか?

参考資料

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2014 07 22 02 31 12
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日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか (光文社新書)より)

 

データを見ての感想、現場の生の声

4班:4班の人は学生の時はみんな自尊感情が低かったが、少しずつ正常値に戻っていったという人が多い。低過ぎた自分から高くなり、新しい領域に入ることで、高くなっている。
子どもの時の方が低いと言うことが、共通認識としてある。
また就活で、他社と比べたときに自尊感情が低くなることがある。

3班:子ども時代は上がるほど自尊感情が低くなりがち。また日本人は謙遜しがちなので、自尊感情は低くなりがちだし孤独も感じやすいのでは? 

1班:勝沼さんよりここで上げれたているデータには、1つ重要なデータ(下記参照)が欠けていて、オランダで育った日本人の生徒は自尊感情が高いので、日本の学校教育や環境に問題があるのではないか?
また環境についても昔と変わっている部分があり、ネットの普及により、学校に所属しながらも他とつながる手段がある。しかし学校でノーネットデイなど学校自体が子どもの自由な活動を阻害している部分がある。

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4班:大人になるにつつ自尊感情が高くなるひともいれば、この中には大人になるにつれて下がったという人もいたので、やはり個人差があるし、地域差もある、地方だと関わる人が限られてくるので、都会と比べると自尊感情が高いのではないか 子どもの無知ゆえの、自尊感情がある人無い人で違いがある
。世の中を知ることで自尊感情を高めていくことと、世の中を知らないことを知って、自尊感情を低くなることもある。

5班:自尊感情が低いことはみんなに共通していたが、自尊感情が下がったきっかけはそれぞれ違っていた。

 

GW

5班:学校と言えば、スクールカーストがあって、上下関係があり、そこから外れることへの恐怖がある。また先生に色々と言われることが辛い。先生が常に正解としてあり、そこから外れることができない環境がある。
低年齢層の生徒はそこに振り回される関係があるが、中学生くらいになると授業とか先生よりも生徒同士の関係・スクールカーストの影響を受けやすくなってしまう。

2班:周りと共通の物差しを持つことができないと、自尊感情を持ちにくい。絶対評価と相対評価、相対評価で周りと比較していく社会が学校の頃からあることがあまりよくないのではないか?
先生が競争させようとするので、子どもが落ち着かない。常に比較されている環境にいると、どんな環境にいても自尊過剰がひくくなりやすい。

1班:部活・成績が自尊感情に影響するのではないか?
またスクールカーストの中でどのような立ち位置に自分がいるかによって自尊感情が関わるのではないか?
特にスクールカーストに合わせて、自分のキャラが本来のキャラと違っていると、自尊感情が下がりやすい。

2班:学校で自分の意見を発表することができる場が少なく、意見の評価をもらう機会が少ない。
オーストラリアの学校はディベートなどで意見を発表する場があり、そしてそれに対する他の人から意見をもらうことができる場がある。意見を発表したときに、先生などから査定してもらうことができる。
そこでは結果だけではなく、プロセスを評価してもらうことができる。

3班:上の学年になるほど、学校が勉強する場になってしまい、勉強によって自尊感情に差が出てしまう。
学校のいいところはたくさんの人に出会うことができる場なので、やっぱり学校は大切な場であり、評価の軸を変えることで、もっとよくなるのではないか?

 

入れ替えGW 家族関係は子どもの自尊感情に影響を与えるか?

5班:一言で親子・家族と言っても千差万別で、親子関係・所得という違いはあるが、親子関係で大きく子ども自尊心は違う。
また親が子ども主体性を尊重するかどうかの違いはどのように生まれるのか?

4班:いじめを傍観している親の業種はサラリーマンが多く、正義感が強い親の業種は自営業の人が多い。
兄弟の比較でどちらかが大変な想いをしていることがあり、家庭内カーストが生まれていることもある。

1班:大人の自尊心が子どもの自尊心に影響をすることがあるのではないか。

2班:家庭に居場所がない思ってしまったときに自尊感情が下がってしまうのではないか?
親の自尊心が子どもに影響をするという点では、学校でのいじめ等がなくても、不登校になってしまう子がいて、そういう場合は家庭に原因があるのではないか。

3班:実体験として、みんなで家庭との自尊感情の関係を話したところ誰も特になかったが、宮根さんが学校で教師をしていることの経験では、兄弟の成績の格差により、親の接し方が変わり自尊感情が下がっていることが実際に多くある。
また親が有名校に行き大企業という、既存の成功ルートに縛られていると子どもの自尊感情が低くなりやすいのではないか。

司会:親の評価、兄弟間などの評価が自己肯定感を阻害しているのではないか

 

GW 子ども自尊感情を高めるために、個人でできること

参加者:第三の場所、家庭・学校以外の自分の居場所を持つことができれば、一つの場所で評価が固定されることがないので、自尊感情を高めやすいと思う。

百世さん:学校で競争ばかりしていることが、あまり効果がないのではないか。私の中学校が班の中で協力するということをしている。
また体育の時間に好きな人同士でチームを組んでバレーボールの試合をするというころがあって、その試合では運動が得意な目立つ人が多いチームではなく、一番地味な残ったチームが勝った。テームプレイによって勝つことができた。
協力する力というものがあるけど、普段はなかなか目立たない、競争するだけではなく、チームで協力することを評価することができればいいのではないか。

参加者:学校以外の場所でも傷ついてしまうリスクもある。そこで自分がどうすればいいのかということを考えるkとが必要である。また単純にそこで楽しむということが大切。

宮根さん:日本人が自尊感情が低いというのは、自分の幸せの基準を他者においてしまっているからではないか。
僕たちはもっと自分軸で考えてもいいのではないか、他者を基準に考えると、奪われるような考えになってしまうことがある。

 

自分がこの会に参加して感じたことは、やはり居場所を持つことが大切だということです。学校内に居場所を作れることもいいですが、多様な居場所があることにより、自分や学校だけでは気付けない自分のいいところなどに気付くことができ、自尊感情を高めることができるのではないかと思っています。

 

実際に自分が活動をしているカタリバは学校の授業に入り込んで、大学生や社会人のキャストが生徒を学校の先生・生徒や親という普段の生徒が関わる人たちとは別の視点で、評価をしたり、褒めたり、応援したりということがあります。

このように、普段とは別の視点で評価をすることは、ある意味別の場所に居場所を作ることに近いのかなと思っています。

 

そして、子どもには学校・家庭以外の居場所が必要ですが、同時に大人にも会社・家庭以外の居場所が必要なのではないかなとも思いました。

その居場所として、カタリバのようなNPOにボランティアとして関わることもいいですし、セッションズのようなイベントに参加したり関わることもいいのかなと思いました。

 

子どものこのような居場所を作ることができ、大人の居場所にもなるようなNPOはこちらのような団体がありmす。

認定NPO法人カタリバ | 子ども・若者の「生き抜く力」を育む教育
特定非営利活動法人 「放課後NPOアフタースクール」 安全で豊かな放課後を
NPO法人夢職人 | 東京都江東区・江戸川区 子供キャンプ・体験活動

 

 

またセッションズの情報はこちら。

FBページ:セッションズ

Twitter:素人論客イベント「セッションズ」

YouTube:chaplin charlie

目的:無名の素人が論客として観客の前で社会について討論する、素人論客イベント「セッションズ」
特別な主張や知識がなくとも、誰でも気軽に参加できる議論の文化の形成目指して活動中。
社会の課題を共有し、どうしたらいいのか、みんなでその改善策をポジ出し!

次回のセッションズは8月1日の20時より、調布で開催されます。
Sessions the 10th 「これからの結婚について語ってみた」

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関連記事・書籍はこちら。

子どもの自己肯定感を上げるためには?第9回セッションズで話したこと : 振り返れば無花果の森
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