DRIVE×NEWVERYトークライブ”いま、キャリア教育を考える

 - 

 -  >

 -  イベントレポート, キャリアデザイン

エティックで行われた「キャリア教育トークライブ」の参加レポートです。
ビールを飲みながらキャリア教育について語るという非常に面白いイベントでした。
これから12月23日に台風により延期になった「NPO/ソーシャルビジネスの人事戦略を考える」もこれから開催されます。
【イベント※日程変更】DRIVE×NEWVERYトークライブ第2弾「NPO/ソーシャルビジネスの人事戦略を考える」を開催します! | DRIVE – ソーシャル・NPO・ベンチャー 求人情報

 

正式なレポートはこちらより!!
「社会関係資本が、生徒のレジリエンスに影響する」DRIVE×NEWVERYトークライブ”いま、キャリア教育を考える”レポート(1) | DRIVE – ソーシャル・NPO・ベンチャー 求人情報
「学生を、価値の消費者から生産者に変える」DRIVE×NEWVERYトークライブ”いま、キャリア教育を考える”レポート(2) | DRIVE – ソーシャル・NPO・ベンチャー 求人情報
「1人が複数の仕事を持つことで、地域を維持できる」DRIVE×NEWVERYトークライブ”いま、キャリア教育を考える”レポート(3) | DRIVE – ソーシャル・NPO・ベンチャー 求人情報
「何がやりたいかわからない大人を生まない」DRIVE×NEWVERYトークライブ”いま、キャリア教育を考える”レポート(4) | DRIVE – ソーシャル・NPO・ベンチャー 求人情報

登壇者は以下の非常に豪華な顔ぶれです。
有山篤利先生泉 聖泉大学聖教授
今井紀明さん NPO法人 D×P共同代表
岩切 準 さん NPO法人夢職人代表理事
齋藤寛子さん フリーキャリアアドバイザー/チェルシーハウス キュレーター
山本 繁 さん NPO法人 NEWVERY理事長
渡辺一馬 さん 一般社団法人ワカツク代表理事

 

まずは子供に地域とのつながりを作っているNPO法人夢職人岩切 準 さんより話題提供
・大学生が中心となりつつ、社会人も関わって、地域全体で子どもたちの成長を支えていく取り組みです。
・僕は、「教育」は社会で活動する力をつけるということなので、そもそも「教育=キャリア教育」だと思っています。
・実際に社会で活躍する力を身に着けていく上で、1つめに重要だと思うのが「原体験」です。
・「やってみたけどこれはうまくいかないな」「なんかわからないけどすごく好きだな」とか、子ども時代に体験させることが大事です。
・2つめは、「人との出会い」。
・親や先生以外の様々な大人との関わりがその子の視野や価値観を多様化させていきます。うちは体験活動を中心に、学生や社会人など様々なバックグラウンドを持った大人を巻き込んでやっています。
・親が持っている所得というリソースによって、教育格差や健康格差などが子どもたちにも反映されています。
・東京の子どもはもうびっくりするぐらい忙しくて、3月の初めぐらいに学校に行くと、受験で子どもがクラスに数名しかいないというエリアがあります。通っている塾によってヒエラルキーもあったり、結構殺伐としていますね。
 
続いて通信制高校でキャリア教育を行っているNPO法人 D×P今井紀明さんより
・「キャリア教育」という言葉自体は僕も嫌いなんですけど、うちのキャリア教育の方針を話しておくと、1つは「社会関係資本を作ること」。いろんな世代、いろんな人間たちと関わる状態を作るというのが第一方針です。
・2つ目は「自律力」。自分で問題解決能力を作るということですね。
・多様な人間たちとの関わりを増やしていくこと自体が、学校の中でのキャリア教育として必要なんじゃないか
・社会関係資本、家族以外のサポートがどれだけ得られているのかというのが、確実にレジリエンス(精神回復力や忍耐力)に影響していると言われています。
 
次は聖泉大学の有山篤利先生泉より
・価値の消費者から生産者に変えるのが、キャリア教育
・この町のためだけにある大学っていうのを目指していて、町のために役立つ人材を作りたいと考えています。
・「学生を育てる」って言うけれど、「受け入れてくれる地域を育てているのか、企業を育てているのか」っていうことをすごく考えました。
・学生の成長ということを目的や狙いにしていないんです。「あなたがたは、町の役に立つんですか」ということだけが狙いなんです。
・私なりの理解ですが、なんでキャリア教育が始まったかと言うと、豊かになったからです。
・根幹の部分で「人にあげる」ことの大事さや、人にあげることは自分の幸せにつながっていることを教えることが大事だと思っています。
・人類が何でこんなに発展したのかを調べたのですが、最終的にこれだと思ったのが「利他の力」です。
・そういった遺伝子にあうようなキャリア教育をしてやろうと思っています。
・一般的なインターンシップは、学生は「いい会社に入るために自分を磨きたい」、会社は「少しでもいい学生を見つけたい」というもので、つまり利己的なwin-winでやってるんです。
・お互いに相手のために利他的なwin-winをつくろうというのが、うちの大学のインターンなんです。
・1年生は、市民活動にインターンを何ヶ月かさせて、活動を見てきて発表会をしてもらう。2年生は会社にインターンに行くのではなくて、会社そのものを学生自身に作らせます。
・「人のために役に立てる」と確信が持てたという人ほど、「自分は成長した」「未来は明るい」ということに対する相関がすごく高かったです。
・やり遂げた感があった」ということには何の相関もでなかった。つまり、矢印が自分に向いている場合は成長に何の相関も出なかったのですが、「人のために役に立つ」とすごく能力も上がり、仲間も信頼できるようになり、未来は明るくなる、という相関が出たわけです。
・「人間が真に求めていることは、与えられる人間になることである」
・感謝されると学生のモチベーションがどんどんあがるんですよ。
・地域で学生や人材を育てるというのが、これからの企業にすごく求められる
 
4人目は東北でキャリア教育を行なっている一般社団法人ワカツク渡辺一馬 さんより
・ある日、中学や高校の同級生と飲む機会があったのですが、彼らは会社の悪口や愚痴をずっと言っている。「おまえら馬鹿じゃないの、嫌ならやめればいいだろ!」と言っても、「それを言っちゃおしまいだ」という反応だった。僕より偏差値の高い大学を出て、2倍くらいの給料を貰っているのに、なんでだろう。考えてみて、僕は大学時代にいろんな面白いことを地域の方たちとやらせてもらった点が違うと気がついたんです。
・田舎は、「この地域はダメだから、若いやつはみんな出ていくべきだ」という伝説がまかり通っている
・地域の側が、若い人は町づくりとかに関わらないと思いこんで閉ざしている面もあるんですよ。
・僕自身は、「若いうちに、役に立ちたいと思う場を自分で見つけて、何かチャレンジして、失敗でも成功でもしてごらん」ということを、町が許容する文化にしていくことが必要だと思っています。
・地域で普通の生活をしているフォロワーの人々をどう育てて構成していくかが本当は大事
・仕事の多様性は地方でもすごく失われてきています。それはたぶんすごく不幸なことで、もともとは田舎っていくつかの仕事や役割を負いながら、少ない人数で地域が回っていけるようにコミュニティーが形成されていた。なのに、だんだん仕事や役割が1つに固定されてしまい、町づくりを誰も担わなくなった。その仕事は自分の仕事、この仕事は自分の仕事ではないという考え方だと、「人口がいないと町がつくれない」となってしまうんです。
 
最後にフリーのキャリアアドバイザーをしている齋藤寛子さんんより
・社会人1年目にものすごく感じたのは、「この国はヤバい」の一言でした。転職がしたいと言ってくる方々は、もうホントに疲れ果ていて、希望を失ったような顔をして相談にきて、所属している会社の愚痴などを話す。こんな暗い人ばかりなのだろうかと感じました。
・40代になっても「自分が何をやりたいのか」がわからないままの人たちがたくさんいる
・正解を求めすぎなくていいという価値観を教えてあげることが必要
・すごい人たちが見せる生き方のセオリーみたいなものではなくて、本当に普通に生きてきた人たちが、リアルな紆余曲折も含めてどういうキャリアを歩んできたのかを子どもたちに伝える必要がある
・立ち位置や優良企業か否か等の属性ではないところに、その人自身が幸せなキャリアを築けるかどうかの差があるはずだと感じました。個々人が自分が幸せを感じる瞬間やいきいきできることを知っているかどうか、自分が世の中を変えられると思えているかどうか、この2つが非常に大きいと思っています。
・学校教育の中で、職業と学校の勉強のつながりを伝えていくべきだなと思います。
・学校の役割を明確にしつつ、それ以外のNPOや地域もきちんと教育機能を果たしていかないと厳しい
・何の仕事に就いたって、その仕事にあう能力がつくようなマインドを作ってやらなきゃいけない。一番大事なのは、私は絶対に人の役になれるっていう勘違い、想像力だと思います。自信はやった後にしか生まれないので、やる前にあるのは過信だけじゃないかなと私は思ってますし、それを発揮できる現場をつくることがキャリア教育で大事なんじゃないでしょうか。

 

 

キャリア教育を実践している幅広い人たちが集まって行っているトークライブで非常に面白かったですね。
子供に教育を行っているから定時制の高校生を対象に活動を行っているまで多様なキャリア教育を知ることができました。

特に印象的だったものは聖泉大学の教授である有山篤利先生泉ですね。
2013-09-06 18.05.21
この写真は労働により生産した価値と報酬に関する図式です。

要するに労働して生み出した価値と同額の報酬を得ることはないということです。
まあ当たり前といえば当たり前ですが、とても印象的でした。

そしてどの話にも共通していたと感じたことが
「人との関わり」
色々な人と関わることで、自分のこと他人のこと社会のこと様々なことが見えてくるということですね!!

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

はてなブックマークに追加

 更新をチェックする! follow us in feedly

カスタム検索

Popular Post

Copyright© 新卒フリーランサーのブログ!2013 All Rights Reserved.